PR

ニュース プレミアム

菅首相が「令和」色紙贈るほど絶賛「のどぐろめし」が復活

「さくら川」の人気メニューだった「のどぐろめし」=11月9日、松江市
「さくら川」の人気メニューだった「のどぐろめし」=11月9日、松江市
その他の写真を見る(1/3枚)

 新型コロナウイルスの影響で閉店した松江市の飲食店の運営会社が、菅義偉(すが・よしひで)首相が食べて気に入ったという看板メニューの復活に向け、クラウドファンディング(CF)を始めた。高級魚ノドグロ(アカムツ)を用いた「のどぐろめし」で、CFの返礼品として家庭向けのものを開発した。コロナ禍で閉店を余儀なくされノドグロの在庫を抱えた末の発想の転換でもあり、運営会社は「のどぐろめしを未来に残したい」と話す。

あぶったノドグロを薬味で

 提供していたのは、松江市の飲食店「さくら川」。平成2年に地元の海鮮を使ったメニューを提供する飲食店としてオープンした。「のどぐろめし」は29年のリニューアルオープンに合わせ、「観光客においしい地元のノドグロを味わってほしい」と開発した。価格が2970円(税込み)と高めだったが、おいしさは口コミで広まり、店の看板メニューになった。

 いったいどんな料理だったのか。「二刀流の食べ方です」と話すのは、同店を経営していたハートピアコーポレーション(松江市)の田中幸太郎専務(38)。「のどぐろめし」は、島根県浜田市産のあぶったノドグロを薬味と一緒にご飯に盛り付けた丼。ノドグロは藻塩で味付けしてあり、半分をそのまま、残り半分をノドグロのアラからとった特製の「のどぐろ出汁(だし)」をかけ、お茶漬けにして食べる。特製の塩麹(こうじ)白みそをご飯に混ぜて炊くことで風味が引き立つという。

錦織圭も「ノドグロ食べたい」

 ノドグロは「白身のトロ」とも呼ばれる脂ののった高級魚。松江市出身のプロテニスプレーヤー、錦織圭(にしこり・けい)選手が2014(平成26)年に全米オープン男子シングルスで準優勝した際に「ノドグロを食べたい」と発言し、話題となった。

 また、同市が出雲大社の大遷宮や松江城の国宝指定などの効果で近年、観光需要が伸びていたこともあり、「のどぐろめし」は多いときで月に1200食以上を売り上げる人気だったという。

 店には著名人が多く訪れ、昨年11月には県視察で当時官房長官だった菅首相が来店した。同社によると、食事を終えた菅首相は「おいしかった」と話し、店に「令和」と記した色紙をプレゼントした。

コロナで在庫抱える

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ