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【医学部受験の現場から(21)】面接試験にも影響する新入試「長尺問題」で問われる能力

今年が最後となった大学入試センター試験の様子=1月18日、東京都文京区
今年が最後となった大学入試センター試験の様子=1月18日、東京都文京区

 「高大接続教育改革」の中で実施される新しい入試では、学力三要素が重視されている。学力三要素とは、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人たちと協働する力」を指す。来年1月に導入される「大学入学共通テスト」は、これまでの「大学入試センター試験」にそういった学力三要素を加味した内容としてバトンタッチされることは、すでにご承知の方も多いだろう。

 当然ながら、大学が行う独自試験では、もっと明確に踏み込んだ内容になることが予想される。すでに一部の大学では、これを見越して前年・前々年から徐々に入試問題を変化させ、学生の解答状況を確かめているところがあるようだ。

 医学部入試では、基本的に「面接試験」が課されるが、そこでの口頭質問さえも変化の兆しが見えるのは面白い。11月上旬ごろは、多くの医学部の「学校推薦型選抜」の出願時期にあたる。いわゆる「推薦入試」は「面接試験」重視のことが多く、受験生も興味津々だ。毎年、医学科を受験したOBの面接試験リポートを精査・分析してみると、今年の面接試験では質問内容が急速に「社会人」的になっているのは、新入試の傾向を踏まえてのことなのではないかと思える。

 例えば、コミュニケーション能力があるかどうかを確かめる質問では、同僚や仲間にネガティブなタイプの人やグループを乱す人がいる場合を想定させた上で、「どのように対処するのか」という観点で質問する場合が多くなったことは、実場面での問題解決を迫っているようだ。

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