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農村に映える恐竜アート 動物園にはゾウとクマが登場

新しいわらに着せ替える作業が行われている途中の、わらの恐竜=11月
新しいわらに着せ替える作業が行われている途中の、わらの恐竜=11月
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 松山市中心部から南に車で約20分のところにある愛媛県立とべ動物園(同県砥部町)に11月、わらで作られたゾウとクマがお目見えした。同動物園では9月、見る位置や角度によって平面の絵が立体的に見える「3Dアート」の絵画が登場しており、それに続く魅力アップの一つになりそうだ。今回の「わらアート」は県西部の西予市で地域づくりに取り組む高齢者らのグループが手作りしたもので、過去には全長10メートルにも及ぶ巨大な恐竜を作っている。作業は大変だが、「終わった後に一杯やるのも楽しみ」と元気はつらつだ。

ゾウが“復活”

 とべ動物園内にある旧インドゾウ舎のパドック。仲良く日差しを浴びているのが、わらアートだ。ゾウは高さ約1・9メートル、長さ約3メートル、幅約1・6メートル。同動物園の人気者「シロクマピース」をモチーフにしたクマは高さ約1・6メートル、長さ約2・8メートル、幅約1・2メートル。ともに鉄骨で骨組みを作り、竹で細部の形を整えてわらを着せてある。

 同動物園はかつて、松山市の道後公園にあった。その時代からインドゾウを飼育していたが、「花子」が平成18年に、「太郎」が25年に死んでから、インドゾウの獣舎は空いたままになっていた。屋外のパドックに久しぶりにゾウの姿が復活したことになる。

 県子育て支援課によると、今回の取り組みは同動物園と周辺にある「えひめこどもの国」、県総合運動公園を一体的に魅力アップするプロジェクトの一環。来年はインドゾウ獣舎の屋内も活用して、動物中心のアートイベントも予定しているという。

2カ月がかり

 一方、わらアートを作ったのは西予市宇和町の「田之筋地区づくり協議会」のメンバー17人。いずれも60~80代で、普段から田んぼに集まってわらアートづくりの作業をしている。代表の宮本純夫さん(71)によると、今回のゾウとクマを仕上げるのに必要なわらは1反(約1千平方メートル)分。「稲刈りが終わった8月下旬からわらを集め始め、2カ月かかりました」と話す。完成後、地元の小学生、保育園児を招いてお披露目会を開いた後、動物園にトラックに積んで運び入れた。

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