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【経済#word】ショールーミング 店舗で品定め ネットで販売

三陽商会が開設したショールーミング型店舗「サンヨー フィッティング ストア」=東京都千代田区の大丸東京店
三陽商会が開設したショールーミング型店舗「サンヨー フィッティング ストア」=東京都千代田区の大丸東京店

 リアル店舗で衣料品や家電製品を品定めした後、EC(電子商取引)サイトで購入する「ショールーミング」に対応した店が増えている。以前は客がインターネットに流れかねないと、こうした消費行動を警戒する傾向が強かった。だが、最近はむしろ積極的に対応し、新たな顧客の囲い込みにつなげようとする動きが目立つ。新型コロナウイルスの流行で感染予防対策が求められていることもあり、新しい販売手法として定着しようとしている。

 「試着がメインなので気軽に来店でき、ネットだけでは購入判断しづらい商品も検討できる。(帰るときに)荷物を抱える必要もない」

 アパレル大手、三陽商会の加藤郁郎取締役は、東京都千代田区の大丸東京店にある「サンヨー フィッティング ストア」の特長をそう説明する。

 同店は、10月21日に約2カ月の期間限定でオープンした。「サンヨーコート」など、三陽商会が扱う2ブランドの商品を販売。「フィッティング」という店名通り試着用の商品しか置かず、販売員も3人と一般的な店の半分に絞った。販売も行うが、支払いは同じフロアにある大丸のレジで対応し、商品は自宅などに配送する。

 商品を売るより、試してもらったり、宣伝したりすることに重きを置いたこのような店は、ショールーミング型店舗と呼ばれる。

 最近は、販売員を置かない店も登場している。百貨店大手のそごう・西武は、同渋谷区の西武渋谷店で10月20日から1週間、婦人服ブランド「ジャメヴ」の無人店舗を開設。自由な試着に加えて、商品のタグに印刷されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、ブランドのECサイトにアクセスし、その場でネット購入できるようにした。

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