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観光客と地域つなぐ秋田の“1人旅行センター”

「地域とお客さまをつなぎたい」と話す斎藤美穂さん=秋田県北秋田市の阿仁合駅(八並朋昌撮影)
「地域とお客さまをつなぎたい」と話す斎藤美穂さん=秋田県北秋田市の阿仁合駅(八並朋昌撮影)

秋田内陸縦貫鉄道渉外係、斎藤美穂さん(38)

 鷹巣-角館(かくのだて)の94キロ、29駅を結ぶ秋田内陸線を運行する第3セクターの秋田内陸縦貫鉄道(秋田県北秋田市)の旅行商品担当として、ほぼ1人でイベント列車を企画・運営している。

 「コロナ禍で夏までは観光がほぼ止まり、乗客数は昨年の3分の1以下に減りました。そんな中、秋の紅葉シーズンにイベント列車などでお客さまが戻り始め手応えを感じています」

 秋田内陸線の昨年度の利用者は26万1千人。8割以上が観光利用で、そのうち5人に1人は台湾など外国人だっただけに、コロナ禍の影響は深刻だった。

 それが国や県のキャンペーンもあり、9月は主催5本、貸切5本のイベント列車を運行し、紅葉期の10月には貸切運行が毎日入るところまで回復した。

 「“秋田は比較的安全”というイメージを大切にするため、1両の定員を60人から30~40人に減らし、消毒や換気も徹底しています。消毒水のミニスプレーやなまはげとアマビエのお守りもプレゼントしています」

 紅葉が一段落すると、いよいよ主催イベント列車の比重が高まる。沿線の名所をじっくり眺める弁当付きの「時間(とき)のまほろば列車」、秋田産のワインや日本酒につまみも付く「利き酒列車」、きのこや山菜など地元名物料理を掘りごたつで楽しむ「山のごちそう列車」、沿線農家の手作り料理を駅ごとに積み込んで料理膳ができる「ごっつお玉手箱列車」など。料金は全線1日フリー切符が付いて大人5千~7千円と手ごろだ。

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