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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】能見放出、フロントは正しいビジョンを描けているか

梅野隆太郎と抱き合う阪神・能見篤史=甲子園球場(撮影・宮沢宗士郎)
梅野隆太郎と抱き合う阪神・能見篤史=甲子園球場(撮影・宮沢宗士郎)

 能見篤史は本当にいらなかったのでしょうか? フリーエージェント(FA)の大野雄大(中日)に対しては本当に本腰を入れた獲得工作を行ったのでしょうか? 来季が勝負の年となる矢野燿大(あきひろ)監督(51)にとって本当に必要なものは、戦力編成を担う球団フロントの正しいビジョンと腕力です。阪神は2020年シーズンを60勝53敗7分けの2位で終えました。矢野監督はシーズン終了の報告を藤原崇起オーナー(68)=阪神電鉄会長=に行い、続投要請を受諾。来季は3年契約の3年目、勝負の年を迎えます。同オーナーは12月1日付人事で球団社長を兼務し、指揮官と二人三脚で来季16年ぶりのリーグ制覇を目指しますが、今の阪神に何が足りない…いやほしいのか。星野革命をつぶさに見てきた者として「フロント力」に尽きると思っています。

プロ野球界の新旧交代の図?

 今シーズンが終わる最後の甲子園球場での2試合は、それぞれで思うことの多い試合でしたね。

 まず10日の巨人戦は藤川球児の引退試合。九回表に登場曲、LINDBERG(リンドバーグ)の「every little thing every precious thing」が奏でられる中、マウンドに上がる藤川の姿を見て、改めて「ご苦労さまでした」と記者席から声をかけたくなりました。プロ22年で日米通算811試合に登板し、1万5955球を投げました。61勝39敗、245セーブ。どんな苦しい時でもチームを支え続けた右腕は記録にも記憶にも残る大投手でしたね。一度、チームからは離れますが、また再び縦ジマのユニホームを着て、指導者としてタイガースを導いてほしいものです。

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