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阪神ドラ1佐藤へ恩師の至言「自分の金で食事を」

ドラフト会議当日、大学のマスコットに阪神の帽子をかぶせる近大の佐藤輝明。プロ入りする選手には珍しく、欲がないマイペースな性格という=10月26日、大阪府東大阪市の近大キャンパス(松永渉平撮影)
ドラフト会議当日、大学のマスコットに阪神の帽子をかぶせる近大の佐藤輝明。プロ入りする選手には珍しく、欲がないマイペースな性格という=10月26日、大阪府東大阪市の近大キャンパス(松永渉平撮影)

 大学生ナンバーワンの長距離打者として、10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議で4球団競合の末、阪神が1位指名で交渉権を獲得した近大の佐藤輝明内野手。「虎のドラ1」、しかも地元出身の逸材とあって、関西のスポーツ紙の報道は早くも過熱気味だ。今後も大きな期待とともに一挙手一投足が注目を集めそうだが、近大の恩師、田中秀昌監督によると「マイペースすぎる」。プロで活躍した数々の選手を指導してきた名将が送るアドバイスは…

「ぐっすり眠れた」

 マイペースぶりはドラフト会議翌日の10月27日にも、さっそく表れた。この日、阪神の矢野燿大監督が大阪府東大阪市の近大キャンパスへ指名あいさつに訪れた。現監督、しかも自分が小学生の頃に甲子園球場でプレーするのを見た元スター選手の来訪に緊張してもおかしくないのだが、佐藤は違った。

 あいさつの後の会見で、自らの印象を「体が大きい」と話した矢野監督のことを「かっこいいですね」とひと言。ドラフトでくじを引き当て「興奮して眠れなかった」と矢野監督が話せば「自分はぐっすり眠れました」。物おじしないやりとりに、矢野監督も「スケールが違うわ」と笑ってしまうほどだった。

 兵庫・仁川学院高時代、無名の選手だった佐藤を近大に誘い、育てたのが田中監督だ。「高校3年の6月に練習を見て、スイングの速さで(大学卒業後は)プロに行ける選手と確信しました。でも1位指名で競合するほどになるとは思いませんでした」と話す。

サッカーだったらJリーガー

 春夏合わせ甲子園大会9回出場の大阪・上宮高でコーチ、監督などを務め、広島や米大リーグで活躍した黒田博樹さんら何人もの名選手を育て上げた名将を驚かせたのは、大学に入ってからの急成長だけではない。性格もそうだ。「高校入学までは野球かサッカーのどちらを選ぶか、悩むような子。『サッカーを選んでいたらJリーガーだった』とも言ってました。時間にルーズなところを厳しく叱ったこともあります」という。

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