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お菓子発祥の地をPRする「海ニャン」の抜擢人事

和歌山県海南市の神出政巳市長から市公式PRキャラクターの委嘱を受ける海ニャン=今年10月
和歌山県海南市の神出政巳市長から市公式PRキャラクターの委嘱を受ける海ニャン=今年10月

 日本の「お菓子発祥地」とされる和歌山県海南(かいなん)市で、菓子業界など地元有志の手で約3年半前に生み出された猫をモチーフとするキャラクター「海(カイ)ニャン」が今年10月、市の公式PRキャラクターに任命された。誕生以来、地元のPR活動を地道に続け、今や子供にも高い人気を誇る実績が買われての抜擢(ばってき)。今は“ヒラ職員”だが、今後の活躍次第では幹部職員に出世する可能性もあり、期待と注目を集めている。(藤崎真生)

続けた地道な活動

 海南市がお菓子発祥地とされるのは、現在の同市下津町橘本(きつもと)地区に、ミカンの原種でお菓子の起源とされる橘(たちばな)が日本で初めて植えられたからと伝わる。

 そんな由来もあってか、橘本地区にある橘本神社では毎年、「菓子祭」が営まれ、全国各地の菓子メーカーなどが菓子を奉納し、業界の発展を祈願している。

 そんな由緒ある歴史に注目した市観光協会お菓子部会の有志らが平成29年、PRキャラクターとして生み出したのが海ニャンだ。

 性別は「おんなの子」、「お菓子」が大好きで、「のし飴のしっぽと橘の香り」という秘密を持っている設定。デザインは公募の結果、当時小学生女児の案をベースに仕上げた。インターネット上で広く資金を集める「クラウドファンディング」などを活用し、着ぐるみも制作した。

 以後、各地で魅力発信に尽力。昨年度は小学校や幼稚園など20カ所以上で出前講座に参加し、地元の魅力をアピールしてきた。そんな地道な活動が高く評価され、今回の任命につながった。

市民からも人気

 「『みかん・お菓子発祥の地海南市』を全国へ広めるお仕事、市民の皆さんへ笑顔と元気を届ける大切な役割を委嘱します」

 神出(じんで)政巳市長は壇上で、海ニャンに市公式PRキャラクターの委嘱状を手渡した。式後、海ニャンは駆けつけた子供たちに早速囲まれるなど、変わらぬ人気ぶりをみせていた。

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