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コロナ差別撲滅目指すシトラスリボンは柑橘王国生まれ

シトラスリボン(右)と愛媛県伊予市が作った缶バッジ
シトラスリボン(右)と愛媛県伊予市が作った缶バッジ
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 さわやかなシトラス=柑橘(かんきつ)類=をイメージした黄緑色のリボンをシンボルに、新型コロナウイルスの感染による差別や偏見をやめようという活動「シトラスリボン・プロジェクト」が広がりを見せている。発案したのは柑橘王国・愛媛の有志。メンバーは「不幸にして感染した人が誹謗(ひぼう)中傷されるのはおかしい。地域で迎え入れることのできる環境が大事だ」と話す。

「地域」「家庭」「職場」

 愛媛県伊予市で11月、同プロジェクトを紹介するパネル展が開かれた。理念に賛同して活動を行っている中学校や団体の取り組みが展示されたほか、同市はオリジナルの缶バッジを作って来場者に無料配布した。同市福祉課の米湊明弘課長は「誰もがコロナにかかろうと思ってかかるわけではない。今後も啓発していきたい」と話した。

 同プロジェクトは、同県で最初に新型コロナウイルス感染者が出た3月、松山大学の甲斐朋香准教授と愛媛大学社会連携推進機構の前田眞教授が呼びかけ、有志6人でチームを作ったのが発端。コロナ下で少しでもプラスを生み出せたらという願いを込め、「COVID-19」をもじった「ちょびっと19+」をチーム名とした。そして、一人一人がかかわっていくことのできるアイテムとして、リボンを発案。「愛媛発ということで、ライムなどの柑橘にちなむ黄緑色をシンボルカラーに採用した」(前田教授)。

 リボンは輪が3つ。それぞれ「地域」「家庭」「職場(学校)」を意味し、輪を作って優しさを表現している。「組みひもや毛糸、包装用のリボンなど素材は何でも構いません」と前田教授。同プロジェクトのホームページ(HP)によると、活動は「シトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、『ただいま』『おかえり』の気持ちを表す」ものだといい、その趣旨は「『ただいま』『おかえり』と言いあえるまちなら、安心して検査を受けることができ、ひいては感染拡大を防ぐことにつながる」(HP)という点にある。

 このリボンをつけている人がいることで、感染した後、地域や家庭、職場・学校に戻ってきた人が「安心して話していい人」と分かるようになるのだ。

全国へ広がるリボン

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