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コロナ下で進む「面会できないから在宅療養」の流れ 在宅診療所医師・尾崎容子

おかやま在宅クリニックでスタッフと打ち合わせする尾崎容子医師(右)=京都市中京区(永田直也撮影)
おかやま在宅クリニックでスタッフと打ち合わせする尾崎容子医師(右)=京都市中京区(永田直也撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大により、日本では3月から5月のステイホーム時期にはどうしていいかわからず、ただ家にこもることだけが求められていました。この期間の入院は、まったく面会ができないという未曽有の状態に患者さんご本人もご家族もただ耐えている状態のようだったようです。5月末の緊急事態宣言解除後、ソーシャルディスタンスをとりながら日常生活を取り戻すような取り組みが始まり、現在、「ウィズコロナの時代」として、極端なひきこもりを改め、適切な感染症対策をしながら日常生活を取り戻す取り組みが進められています。

 当院では、たまたま9月から新規の患者が増え始めましたが、これは新規患者の紹介が重なる「波」のひとつだろうと考えておりました。ところが、新規の患者さんのために訪問薬剤管理を頼もうと薬局にお願いしても、多くの薬局にお断りをされたり、新規患者に訪問看護をお願いしようとしても、多くの訪問看護ステーションに難しいと言われたりして、近隣の訪問サービスが手いっぱいになりつつあるのを感じておりました。

 訪問診療をしている他の医療機関の医師に尋ねても新規患者の増加があり、当院だけではなさそうなことがわかってきました。患者さんやご家族は「入院していたら、面会できないから退院してきた」とおっしゃり、本当なら病院に入院されているような患者さんが在宅復帰されたのがわかりました。

 では、病院では本当に入院が減っているのか-と病院の退院支援部門にお尋ねしてみました。

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