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【原坂一郎の子育て相談】ごまかしが利かなくなった息子

 3歳半になった息子が、大きくなるに連れごまかしが利かなくなり困っています。

 よくないことだと思いますが、今まではうそをついて、その場を乗り切っていました。たとえば駄々をこねたら「お菓子を買いに行こう」、「遊んで」と言ってきたら「あとでね」と、あの手この手でごまかしてきました。が、最近は「あとで遊んでくれると言ったでしょ!」などと言ってくるようになりました。日常の中で困ることが起こったときは、どうすればいいでしょうか。

 これまで子供にうそをついたりごまかしたりして、その場をしのいできたことを「よくないこと」とおっしゃいますが、子供が小さいうちは、親なら誰でもよくしているものです。そうしないといけないほど、子育ては大変だということですね。

 ごまかしが利かなくなったからといって、子供の要求にしっかり応えたり、その場その場で望ましい対応を取ったりすることは難しいと思います。ならば今後は「誠実なごまかし」で臨んでほしいと思います。

 たとえば、「遊んで」と言われたときは、「あとでね」と言ってもよい代わりに、5分でいいのであとで本当に遊んでやってください。子供が「見て見て」と言ったなら「今、忙しいから」なんて言わず、2秒ほどでよいので見て「うわあ、すごい」と驚いてやってください。たとえ短時間でも子供の要求に応えるお母さんと、全く応えないお母さんとでは子供の満足度は大きく違ってきます。要求に応えられないときは、正直に謝ったり、その理由をきちんと言ったりすることも大切です。 

 そんな誠実な対応を繰り返すと、母親への信頼感はますます高まり、「お母さんはいつもごまかす」なんて決して思いませんよ。ごまかしが利かなくなったのは子供の成長です。そんな子供の姿を丸ごと受け止めていくことが、親の成長にもつながります。

(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

 子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。〈メール〉life@sankei.co.jp

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