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大阪を本拠に戦う巨人、今年の日本シリーズは波乱の予感

日本シリーズ第7戦、近鉄の石渡のスクイズを瞬時の判断で外した広島の江夏。無死満塁を切り抜けた「江夏の21球」は球史に残る名勝負となっている=昭和54年11月4日、大阪球場
日本シリーズ第7戦、近鉄の石渡のスクイズを瞬時の判断で外した広島の江夏。無死満塁を切り抜けた「江夏の21球」は球史に残る名勝負となっている=昭和54年11月4日、大阪球場
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 今季のセ・リーグを圧倒的な強さで制し、11月21日開幕の日本シリーズ進出も決めた巨人。だが日本一を目指す戦いでは、本拠地の東京ドーム(東京都文京区)を離れることになる。コロナ禍で開幕が遅れた今季、日本シリーズも例年より開催が遅くなり、その時期に東京ドームでは社会人野球の都市対抗が開かれるからだ。このため、巨人のホームゲームはオリックスの本拠地、京セラドーム大阪(大阪市)を使用して行われる。過去、本拠地以外でシリーズが行われた例は何度かあるが、球史に残る「事件」が起きており、今季も何かが起きるかもしれない。

過去にも6例

 プロ野球にフランチャイズ制が導入されたのは昭和27年。それ以降、日本シリーズは基本的に両チームの本拠地で行われてきたが、例外が6度ある。

 今季と同様、本拠地が他のイベントで使用できなかったのが、東映(現・日本ハム)-阪神によって争われた37年。第5戦は東映の本拠地だった神宮球場(東京都新宿区)が学生野球のために使えず、後楽園球場(東京都文京区)で開催された。53年のヤクルト-阪急(現・オリックス)もヤクルトの本拠地の神宮が学生野球で使用できず、ヤクルト主催の1、2、6、7戦を後楽園で実施した。

 他にも28年の巨人-南海(現・ソフトバンク)は第6戦が、両チームと無関係の甲子園球場(兵庫県西宮市)で実施。49年のロッテ-中日はロッテが本拠地とした県営宮城球場(現・楽天生命パーク、仙台市)に設備上の問題があり、ロッテ主催の3~5戦は後楽園で行われた。54、55年の広島-近鉄は日生球場(大阪市)の収容人員が規定の3万人に足らず、藤井寺球場(大阪府藤井寺市)にはナイター設備がなかったため、近鉄主催試合(54年は1、2、6、7戦。55年は3~5戦)は南海の本拠地だった大阪球場(大阪市)で行われた。

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