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【TVクリップ】「七人の秘書」江口洋介「役に共感し寄せていく」

桐山弘太撮影
桐山弘太撮影

 この世を動かしているのは、実は影の黒子である、名もなき秘書…。“影の軍団”としてひそかに集められた秘書らが、理不尽だらけの日本社会を切っていく、痛快ドラマ。その秘書軍団の元締めである萬敬太郎(ばん・けいたろう)を演じる。ラーメン店の店主でありながら、司法書士の肩書を持つという役どころだ。

 「『必殺仕事人』とか『闇の狩人』とか、時代劇では裏稼業ものがあるけど、その現代版。女性が秘書の立場から、悪い男たちを成敗するというね」

 脚本は中園ミホ。「中園さんの脚本の中には社会性やシビアなせりふもあるけれど、せっかくこれだけの美人女優が集まっている。コメディーの要素も入れ、見せ方としてはあまり堅苦しくせず、ごく日常の出来事のように、ここに出てくる秘書の存在があまり遠くないように見せるよう心がけている」と話す。

 キーアイテムともなっているのがラーメンだ。「ラーメンを最後にみんなでいただく。ラーメンがおいしいと思える人生を追求すれば、大概のことは何とかなる、ラーメンをおいしいと思える精神状況にあれば、何とか切り抜けられる」ということを象徴するアイテムだ。

 それだけ重要なアイテムだけに、撮影には苦労も伴う。「ラーメン店のシーンはまとめて撮るんです。僕は作る側ですが、彼女たちは食べなきゃいけない。毎回、おいしそうに食べていますが、誰かがNGを出すともう一度食べなきゃいけなくて」。実際にNGになったケースもあるが、その苦労を超えて作り上げたシーンだからこそ、最後に見る側もほっこりとするシーンになっているわけだ。

 これまでさまざまな役を演じてきた。「その人間が何に対して何を思って生きているか。そこに共感し、そこに寄せていく。ドラマだろうが映画だろうが」。そうした作業を連綿と続けてきた。

 だが、コロナ禍の中での撮影はやはり苦労を伴う。特にフェースガードやマスクをしながらリハーサルをしたあとで、「本番でマスクなどを取ると、一気にいろんな情報が入ってきて」と対応に戸惑うこともあると打ち明ける。

 そうした苦労を乗り越えて演じる萬敬太郎。主演の木村文乃演じる望月千代の兄は萬の親友という設定となっている。「兄貴が帰ってきたときのストーリーにも深みがあると思いますよ」と熱を込めて語ってくれた。(兼松康)

えぐち・ようすけ 昭和42年生まれ。東京都出身。61年のドラマ「早春物語~私、大人になります~」(TBS)で俳優デビュー。平成に入ってから「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」「愛という名のもとに」「ひとつ屋根の下」(いずれもフジテレビ)など、数々のヒットドラマに出演・主演。映画でも「湘南爆走族」「天空の蜂」など多くの主演・出演作がある。

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