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【サッカー通信】日本代表の欧州合宿に選手ら歓迎ムード 収入減も定番化へ弾みになるか

コートジボワール戦の試合終了間際、植田(中央)の決勝ゴールに大喜びの日本イレブン=ユトレヒト(ゲッティ=共同)
コートジボワール戦の試合終了間際、植田(中央)の決勝ゴールに大喜びの日本イレブン=ユトレヒト(ゲッティ=共同)

 サッカーの日本代表は10月、オランダで2試合の国際親善試合を含む合宿を行い、昨年12月以来の活動を再開させた。日本サッカー協会にとって今回の欧州合宿は、新型コロナウイルスの感染拡大によって強いられた苦渋の決断ではあった。しかし、コンディションがいい強豪との高レベルの実戦に、現場を預かる森保一監督や選手は歓迎ムード。今後も代表の主力が欧州を主戦場とするのは確実で、欧州での活動定番化に弾みがつくかもしれない。

 チームの強化を考えると、欧州での活動はメリットが多い。まず強豪との試合が組みやすい。日本協会の田嶋幸三会長が「親善試合の枠が少ない」と悩むように、公式戦の多い欧州勢とのマッチメークは難しい。しかし、来日するのに比べると本国からの距離が近い南米やアフリカ、北中米・カリブ勢とはカードを組みやすく、10月はアフリカのカメルーン、コートジボワール戦を実現させた。11月にはオーストリアで中米のパナマ、メキシコと対戦する予定だ。

 そもそも強豪国の主力は多くが欧州のクラブでプレーしていて、長距離移動や時差の影響を受ける日本でプレーするよりもはるかにコンディションはいい。10月の2試合について森保監督は「個の能力が高くてコンディションもよく、戦術もしっかりしているチームと試合を組んでいい活動ができた」と振り返った。

 無失点で2試合を終え、主将のDF吉田(サンプドリア)は「アフリカ勢を相手に堅く守れたのは(過去の)記憶にない。目に見える結果は自信になる」と手応えを口にした。カメルーン戦にフル出場したFW大迫(ブレーメン)も「相手のコンディションがすごくよく、プラスになった」と振り返った。

 全員が欧州クラブ所属だった日本人選手もコンディションがよかったのはいうまでもない。コロナの影響がなくてJリーグ組を招集できていたとしても主力の多くは欧州組。所属クラブにもコンディションを維持したまま戻れるため、定位置争いに悪影響を及ぼす恐れも少ない。代表の選手構成は今後も欧州組の比率が高くなりそうで、欧州での代表活動はいいこと尽くめに思える。

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