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人と人をつなげたい 山形国際ドキュメンタリー映画祭の作品募集ポスターを制作

「ドキュメンタリーは日常。そこから考えた作品です」と話す高山珠名さん(柏崎幸三撮影)
「ドキュメンタリーは日常。そこから考えた作品です」と話す高山珠名さん(柏崎幸三撮影)

東北芸術工科大3年、高山珠名(たかやま・すずな)さん(20)

 山形市で隔年開催される山形国際ドキュメンタリー映画祭。2021年開催に向け世界の映像作家に作品募集を呼び掛けるポスターのデザインを制作した。高山さんは、コロナ禍において、人と人をつなげるポスターになってほしいと期待する。

 同映画祭は、1989(平成元)年に始まったアジア初のドキュメンタリー映画祭。第1回目こそ、市政100周年記念事業だったが、その後、実行委員会形式を経て、認定NPO法人として市民参加型で隔年開催している。

 出品作品は年々増え続け、昨年は、130の国と地域から過去最多の2371作品の応募があり、176作品が上映された。インターナショナル・コンペティションと、アジアのドキュメンタリー作品を対象としたアジア千波万波の2部門があり、2017年からは大賞受賞作品に米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門の応募資格が与えらえるようになった。2018年に米アカデミー賞の公認映画祭に認定されている。

 高山さんは、こうした歴史を歩まえつつ「ドキュメンタリーとは何だろう?」との自問を繰り返し、ポスターの制作に取り組んだ。「偽りのないものを映し出す『日常』こそがドキュメンタリー」と考えたという。

 今春、帰省した栃木県さくら市の公園で偶然撮影できた1枚の写真に「日常」を感じた。林の片隅にいまにも走り出そうとする小さい女の子。向かう先には、おかあさんが待っているのかもしれない…。そんな当たり前に感じている日常の風景が広がった。

 高山さんは、ポスターに「つながり」を加えることにした。写真を線対称に上下に並べると、異なるストーリーに思えた上と下の写真がつながりを持った。

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