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「種の保存」へ キリンの嫁入り 群馬・桐生が岡動物園

5月に入園したルリカ(手前)。まだコタロウと一緒にできないが、2世誕生に期待は大きい(桐生が岡動物園提供)
5月に入園したルリカ(手前)。まだコタロウと一緒にできないが、2世誕生に期待は大きい(桐生が岡動物園提供)
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FIGHT10 いきもの巡り

 5月15日、桐生が岡動物園に「FIGHT10」の仲間、茨城県の日立市かみね動物園から幼い雌のキリンが入園しました。名は「ルリカ」。動物園が担う重要な役割の一つ、「種の保存」のための嫁入りでした。動物園の仲間同士で助け合って実現した事例として、紹介いたします。

 当園がキリンの飼育を始めたのは、27年前の平成5年。東京の多摩動物公園で生まれた雄の「サクタロウ」と、宇都宮動物園で誕生した雌の「キサラギ」がやって来て、当時は「キリンの初入園」と、ちょっとした“フィーバー”になりました。

 この2頭は血縁関係のない貴重なペアで、お客さまはもちろん、動物園関係者からも赤ちゃん誕生に大きな期待が寄せられました。

 そして、2年後の7年9月11日、キサラギは待望の赤ちゃんを出産します。その後も順調に赤ちゃんが誕生し、このペアからは9頭の赤ちゃんが生まれ、成長した9頭は子孫を残すため国内各地の動物園へと旅立っていきました。

 キサラギ最後の子供となる「キリナ」が、当園から日立市かみね動物園に嫁入りしたのは23年9月。雄の「シゲル」とペアになり、3年後の26年8月、雄の赤ちゃんを無事、出産します。

 一方で季節は流れ、当園で若いキリンたちを送り出してきたサクタロウ、そしてキサラギも天寿を全うし、28年以降は東京の羽村市動物公園から来た雄の「コタロウ」のみを飼育し、「花嫁募集中」の状態になっていました。

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