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ドラフト1位指名で競合確実、近大・佐藤は「田淵2世」

【近大-関大】延長十一回、リーグ記録を塗り替える通算14本目の本塁打を放つ近大の佐藤輝明=10月18日、ほっともっとフィールド神戸(林俊志撮影)
【近大-関大】延長十一回、リーグ記録を塗り替える通算14本目の本塁打を放つ近大の佐藤輝明=10月18日、ほっともっとフィールド神戸(林俊志撮影)
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 26日のプロ野球ドラフト会議で、近大の佐藤輝明内野手が複数球団からの1位指名を受けそうだ。関西学生リーグでは18日の関大戦で、大学の先輩にあたり、巨人などで活躍した二岡智宏(現・巨人3軍監督)が持つリーグ通算本塁打記録(1982年以降)を更新する通算14号を放った左の長距離砲。すでにオリックスが「チームだけでなく、日本を代表するスラッガーになってくれる」として1位指名を公表した逸材は「高い評価をしていただいてうれしい」と静かに運命の日を待つ。

守れて走れる長距離砲

 二岡超えの一発は6-6で迎えたタイブレークの延長十一回無死一、二塁で飛び出した。内寄りの球を強振し「打った瞬間いったと思った」という手応え十分の打球はナイター照明が点灯した球場の夜空に舞い上がり、右翼席へ飛び込んだ。

 大学の先輩で身体能力の高さに定評のある糸井嘉男(阪神)、同じ左打者で日本を代表する長距離砲の柳田悠岐(ソフトバンク)の「2世」と呼ばれることが多いが、オリックスの牧田勝吾編成部副部長は「思い切り振らなくてもスタンドを越える(阪神、西武で474本塁打を放った)田淵(幸一)さんのタイプでは」と指摘する。

 187センチ、94キロの恵まれた体格。50メートル6秒の俊足を誇り、三塁の守備では反応の良さが際立つ。外野も守れ、大阪・上宮高で、大リーガーの黒田博樹投手らを指導した近大の田中秀昌監督は「あの体格で、守れて走れる日本人選手はなかなかいない」と舌を巻く。

無名校から急成長

 兵庫・仁川学院高時代は無名の存在だった。「近かったから」という理由で甲子園出場経験のない地元の高校に進学。最後の夏の県大会は初戦で敗退した。ただ、2年生の秋からウエートトレーニングに取り組んだことで、入学時177センチ、65キロだった体が大きくなり、飛距離も伸びた。

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