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沖縄初のプロ野球チームが抱える“隠し球” 1年目のドラフト指名は?

琉球ブルーオーシャンズからドラフト指名の期待がかかる神谷塁(左)。手前は清水直行監督
琉球ブルーオーシャンズからドラフト指名の期待がかかる神谷塁(左)。手前は清水直行監督

 将来のNPB(日本野球機構)参入を目指し、沖縄初のプロ野球チームとして誕生した琉球ブルーオーシャンズ。始動1年目の今季は新型コロナウイルス禍で県外遠征が行えず、外出自粛で練習も大幅に制限された。元ロッテのエース、清水直行監督は苦境の中で指導を続け、「1人でもNPBに送り出したい」と26日のドラフト会議を待つ。指揮官も期待する“隠し玉”に指名はあるか-。

 9月24日に行われた沖縄電力との練習試合。ソフトバンク、オリックス、ロッテ、パ・リーグ3球団のスカウトが沖縄に足を運んだ。試合には敗れたが、清水監督は「選手がプレーしているところを見てもらえたことは大きい」と収穫を口にした。

 この試合、内野安打と進塁打でアピールに成功した選手がいる。地元出身の神谷塁。俊足好打の25歳は昨季まで独立リーグのルートインBCリーグ・石川でプレーし、2年連続で盗塁王に輝いた。チーム誕生を受け、故郷に戻ってきた。

 過去にも巨人のトライアウトに合格したが、ドラフトでの指名は見送られた。何が足りなかったのか-。清水監督が目を付けたのは、しっかりとバットを振ることだった。「一、二塁間へ引っ張れる強い打球が打てるようになれば、印象は変わる」。出塁を気にしなくていいように、春先は打順を1番ではなく、2番に固定。つなぎの役割はほとんど求めず、打撃に集中させた。

 琉球は今季、コロナ禍で県外遠征ができず、計画していたNPB球団との交流試合も春先以降は実現できなかった。沖縄県内でも新型コロナ感染が拡大し、練習すらままならない時期が続いた。チームには打撃マシンすらない。神谷ら選手はそれでも限られた環境の中で練習に打ち込んだ。そして、巨人が9月に実施した今年のトライアウトで神谷は再び合格をつかんだ。

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