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フィギュア本田真凜、驚異の「アドリブ力」 選曲トラブルでも堂々演技

 もともと、今大会は、9月下旬に右肩を脱臼した影響で、本調子ではない中で臨んでいた。ジャンプは大会当日に練習を再開したといい、前日のSPを9位で通過すると、フリーは3回転ジャンプを封印することを宣言していた。

 しかし、予想外の出来事に、その計画も吹き飛んだ。「ジャンプの位置とかスピン3つやらないといけないとか、ジャンプ7個で…とか。頭がいっぱいだった」と振り返る。

 コースに入ったときに思いついたものを入れ込んだといい、3回転ジャンプを2本成功させるなどし、終始冷静な演技で93・66点を記録した。全日本選手権出場が懸かる東日本選手権(11月5~8日、甲府市)に駒を進め、「いやあ、もう本当にどうしようって思って。点数が出てよかったです」と安堵(あんど)した。

 リンクサイドに戻ってきたときには、既に演技が始まっていたという本田コーチは、「アドリブで滑り切ったのは驚き」としつつ、「しっかりしないといけないところは、しっかりしないと」と苦笑いした。

 「次の目標は、間違った曲を出さないことと、けがを治すこと」と真凜。次戦は、万全の状態での「ラ・ラ・ランド」に期待したい。

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