PR

ニュース プレミアム

エレベーターも乗りこなす 三菱やパナが競うロボット市場

 また、病院などで活躍する自立搬送ロボット「HOSPI(ホスピー)」を手掛けるパナソニックは、ロボットが人とぶつかった際の被害を減らすため、人が痛みを感じる機能を模した「ペインセンシングダミー」を開発した。シリコーンゴムで覆われた腕型のダミーをロボットに当てることで、人がぶつかった際に体内で起きる変化を内部のセンサーで推定。ぶつかった際のリスクを下げるためのロボットの形状や動きの設計に生かす。

国際規格策定を主導

 矢野経済研究所が今年4月に発表した調査結果では、業務用サービスロボットの令和元年度の国内市場規模は前年度比27・9%増の64億6400万円で、4年度には元年度の2倍の129億1500万円まで成長すると予測している。

 この調査では新型コロナの影響は考慮されておらず、感染対策の消毒作業や省人化でさらにサービスロボットの導入が進むことが予想される。このため、メーカー側だけでなく、ロボットを扱う事業者側にも安全対策が求められる。

 日本では昨年5月、ロボットサービスを提供する事業者にロボットの安全運用を求める日本産業規格(JIS)が世界に先駆けて制定された。今年9月には、国際標準化機構(ISO)の技術委員会でJISを基に国際規格案が審議されることも決まり、日本が議長役を務める。

 国際規格化を進める国立研究開発法人「産業技術総合研究所」は「国際的にも感染症の蔓延(まんえん)などによるロボットサービスのニーズと安全マネジメントの必要性が高まっている。日本発のロボットが世界中で活躍できるよう、早期の国際標準化にむけた審議を進めたい」としている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ