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「知らんけど」も炸裂、ぼっち大学生ユーチューバーのセンス

スターバックスにはアルバイトの面接で落ちてからも通い続けている=神戸市中央区
スターバックスにはアルバイトの面接で落ちてからも通い続けている=神戸市中央区
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 途中まで順調だった面接の流れは、「大学でのキャラクター」を問う質問で一変。「正直に大学ぼっちで友達はいないですから、学食もいつも1人で食べてます」。だが、そう正直に言うと落とされると思い「誰とでも話せて明るい性格」と「大嘘フェスティバル」を繰り広げたという。

 苦戦しながらも手応えはあったが、結局採用の連絡は来ず。「普通に人とコミュニケーションがとれる大学ぼっちだと思ってたんですけど、ただの陰キャだったと自覚が芽生えたんですよね」。コメント欄には「暗い内容の話なのに途中からのBGMが明るすぎる」と次々とツッコミが並び、視聴者が明るい気持ちになっているのが分かる。

挫折からの一念発起

 気が付けば人の顔色をうかがうくせがついていた。京都の高校時代までは友達はいたが、相手に合わせてばかりで自分の意見を伝えることは大の苦手だった。

 “堂々”とぼっちの道を歩き始めるきっかけとなったのが、神戸大海事科学部に入学してすぐのこと。登校初日、「陽(よう)キャ」(陽気なタイプ)の同級生に声をかけられ、サークルの見学会に一緒に行く約束をしたが、その当日、同級生から「体調が悪くなった」と連絡を受けて、ほっとしている自分に気が付いた。

 以降、無理に人と合わせる必要を感じなくなった。「それまでは周りを気にして、1人でいることが怖かったのかもしれません」

 1人暮らしも始め、ぼっち生活を謳歌(おうか)しながら、以前から興味のあったコンピューターについて学ぶため筑波大の編入試験を受けたが、不合格に。「急に目標を失い、今後の自分が見えなくなった」

 そこで、1年間の休学を決意し、時間を埋めるためバイトにいそしんだ。ユーチューブを見つけたのはそんなとき。普通の日常を発信する投稿者の姿に「できるかも」と背中を押された。

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