PR

ニュース プレミアム

【橘ジュンの人生相談】人生相談 夜中のスマホがやめられない

イラスト・千葉真
イラスト・千葉真

相談

 40代の主婦。夜寝る前になると無性にスマートフォンが気になり、気づけば何時間も眺め続けています。お笑い芸人のネタや、心理分析をするようなもの、はやりのアイドルなどの動画を次々と見て、気になった言葉が出てきたらさらに検索してしまいます。1日のスマホの利用時間が9時間近くと表示されると、中毒かも、と怖くなり、落ち込みます。

 今では朝食を作る時間に起きられない。体もだるく、昼もごろごろしてしまいます。これはスマホの視聴と関係があるのか分からないのですが、いつも心がザワザワとして落ち着かない感じがします。スマホで動画を見る間は感じなくなりますが、見終わったらもとのザワザワした気持ちに戻ります。スマホに頼るのをやめたいです。アドバイスをお願いします。

回答

 声をありがとうございます。

 スマホは手に入れると、生活に欠かせないと感じるほど便利なもの。ですので手放すとか使わないというのは難しいですね。

 眠る前のスマホの操作は脳が刺激されて「昼間」と錯覚したような状態となるらしく、その結果、眠りの妨げにつながるので注意が必要と、どこかの記事で読んだことがあります。しかし、習慣になってしまったことを変えるのって案外簡単なことではないですよね。私もスマホを眺めて夜を過ごすことがしょっちゅうあります。

 そのままだらだらと眺め続けないために、私は寝る前、手を伸ばしても届かない場所にスマホを置き、見ないようにして、ぼーっと過ごすように心がけています。枕元に置かない、寝る前の2時間はスマホを見ないなど、まずは自分なりのルールを作ってみるのはどうでしょう。中毒かもと感じる前はどのように過ごされていたのか分かりませんが、過去にはスマホを眺める習慣がなかったわけですから、少しずつ元の生活に戻すこともできそうな気がします。

 手元にないとイライラして落ち着かなかったり、ないと不安になったりし、1日の大半の時間をスマホ操作している、というのがスマホ依存の特徴なのだそうです。

 あなたは自分の心の中に空いた「何か」を埋めるためにスマホで検索してしまう。でも、いくら眺めてもその「何か」は埋まることがないのではないでしょうか。そうであれば、スマホではなく、自分と向き合う時間が必要かもしれません。体調が良くないと感じているようでしたら、スマホではなく、専門家の知恵と力を借りることも解決策の一つです。1人で抱え込まないようにしてくださいね。

 スマホに頼らずとも充実感を得られるような時間の過ごし方、私も見つけたいと思います。ご一緒にやっていきましょう。

回答者

橘ジュン 昭和46年生まれ。NPO法人「BOND プロジェクト」代表。街頭パトロールやメールなどで少女たちの悩みを聞き、支援している。厚生労働省「困難な問題を抱える女性への支援のあり方に関する検討会」構成員。主な著書に「最下層女子校生 無関心社会の罪」(小学館新書)。

相談をお寄せください

 住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記のうえ、相談内容を詳しく書いて、〒100-8078 産経新聞「人生相談 あすへのヒント」係まで。

 〈メール〉life@sankei.co.jp

 〈FAX〉03・3270・2424

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ