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キハ58やハイモ180…鉄道遺産守る公園の魅力向上策

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乗車体験が人気のディーゼル車「キハ58」
乗車体験が人気のディーゼル車「キハ58」
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 和歌山県有田川町の有田川鉄道公園には、かつてミカンの産地を走ったローカル線・有田鉄道の線路が残り、懐かしのディーゼル車などが保存されている。一部は公園内で特別運行し、来園者にも人気だが、線路や車両の老朽化が課題。公園を管理する町はインターネットで募った資金を活用し、線路の枕木を交換したり、警報機を新設したりして魅力向上に取り組んでいる。

(西家尚彦)

 有田鉄道は、主に有田地方で特産の「有田みかん」を太平洋の湯浅湾に運ぶため、大正4年に港側の湯浅町と内陸の有田川町の間で開業。翌5年には有田川町のさらに内陸部まで延伸した。その後、周辺道路の発達などで利用が次第に減り、平成14年に全長約5・6キロ、5駅の路線は廃線となった。

 有田川町側の発着駅だった旧金屋口駅の跡地を町が整備し、22年に開業したのが有田川鉄道公園だ。

 公園では、かつて有田鉄道で活躍したディーゼル車「キハ58」や、岐阜県の樽見鉄道から譲渡されたレールバス「ハイモ180」、それに旧国鉄の蒸気機関車「D51」など貴重な車両を保存。旧金屋口駅に敷かれていた線路の一部が残り、土・日曜や祝日には「キハ58」などの乗車体験も実施している。

 しかし、線路の老朽化が著しく、乗車体験などに支障が出る可能性もあり、町は昨年9月、インターネットを通じたふるさと納税型クラウドファンディングで修繕費などを募集した。「希少な車両を運行している公園を、全国の鉄道ファンに知ってもらいたい」(町の担当者)との思いもあった。

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