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コロナ禍の今「心に伝わるもの作りたい」 郡山・高柴デコ屋敷の人形職人 橋本広司さん(74)

高柴デコ屋敷で張り子を作り続ける橋本広司さん=福島県郡山市(芹沢伸生撮影)
高柴デコ屋敷で張り子を作り続ける橋本広司さん=福島県郡山市(芹沢伸生撮影)
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 先祖への思いを巡らせる17代目は今、苦境に立たされている。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月下旬から5月はデコ屋敷の公開を中止。6月に再開したものの「ほとんど人は来ない。3月以降の売り上げは例年と比べて8割は落ちた」と、痛手は大きい。

 「来年(1月)のだるま市が開かれるかも分からない。用意する(縁起物の)数は去年の半分にしようと考えている」という。しかし、落ち込んでばかりもいられない。デコ屋敷の民芸品は無病息災や家内安全などの縁起物。コロナ禍の今、正念場でもある。

 「魔よけの色は赤。めでたいうえに元気も出る。だるまはもちろん、『目出鯛(めでたい)』とか『熊に乗った金太郎』など、赤い縁起物を魔よけにしてもらえれば。こんな時代だから、少しでも人の心に伝わるものを作りたい」。そう心に決めている。(芹沢伸生)

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