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【サッカー通信】鹿島の土居聖真に芽生えたリーダーの覚悟 内田引退で「まとめていく立場になる」

 2018年を最後に小笠原満男が引退し、19年に主将を任された内田もピッチを去った。鹿島といって誰もが思い浮かべる柳沢敦、小笠原と同期の本山雅志や中田浩二、興梠慎三、大迫勇也、柴崎岳ら高卒の原石から輝きを増していった選手が中心にいたチームは現在、外国人を含む移籍組が主力を占める。チームが変わっていくのは当然で、常に勝利を求められる鹿島であればなおさらだ。決して悪いことではないのだが、さみしく感じているサポーターも少なくない。

 小笠原も担った背番号「8」を引き継ぐ土居には、そんな声に応えられるだけの実力とバックグラウンドがある。内田が引退会見で「彼(土居)はユース時代からこのエンブレムをつけてプレーしていろいろみてきた。背負っていかなければいけない部分がたくさんあるし、ピッチ外の仕事もやってもらいたい」と発破をかけたのも期待の表れだ。

 すぐに小笠原や内田のような存在感を身に付けられるはずもない。ただ、鹿島では幸いにも、ユース上がりで小笠原らと同期となる41歳のGK曽ケ端が現役を続けている。内田が「あと10年くらいはやるんじゃないか」と予想するように、クラブの黄金期を築いた先輩から学ばせてもらえる時間は残されている。

 土居の持ち味である柔らかいボールタッチや狭いスペースで前を向ける身のこなしは、今季から指揮を執るザーゴ監督が目指す主導権を握るサッカーに不可欠なピースでもある。「地位が人をつくる」という言葉があるように、誰もが認める鹿島の新たな象徴候補は、内田の引退で巡ってきたリーダーという役目を担うことで大きく飛躍してくれそうだ。

(運動部 奥山次郎)

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