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【サッカー通信】J1川崎の中村、復帰戦いきなりゴール けが、コロナ乗り越え息子も絶賛「ありえねえ」

清水戦で得点を決め喜ぶ川崎・中村=8月29日、等々力陸上競技場
清水戦で得点を決め喜ぶ川崎・中村=8月29日、等々力陸上競技場
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 あのバンディエラ(チームの象徴)が帰ってきた-。左膝の大けがから約10カ月ぶりに復帰したMF中村憲剛(39)は、途中出場した8月29日の清水戦でいきなりゴールを奪う“千両役者”ぶり。「想像もしていない、これ以上ない復帰戦になった。この日のために全てをささげてきた。家族に、チームに感謝したい」。サッカー人生初の長期離脱、そしてコロナ禍。不運を乗り越えた鮮やかな復活劇に、プロ生活18年目のベテランも感慨を隠しきれなかった。

 8月29日、川崎市等々力陸上競技場。清水相手に3-0とした後半30分過ぎ、中村がタッチライン際に立つと、コロナ禍で大声を出すことを堪えていた観客から思わず大歓声が上がった。後半40分、サッカーの神様は背番号14にほほ笑む。ボールをつかんだ清水GKが自陣ペナルティーエリアの味方につなぐと、中村は猛然と走り寄る。パスかトラップか中途半端になったボールは中村の足元へ。ポジションが前気味になっていた清水GKの頭上を抜く左足ループシュートでネットを揺らした。「等々力に神様がいるなって。頑張りにプレゼントをくれた」。鮮やかな復活弾に表情が緩んだ。

 復帰まで苦しんだ。昨年11月2日の広島戦で負傷。左膝前十字靱帯(じんたい)と半月板損傷で全治7カ月と医師から告げられた。サッカー人生初の長期離脱。リハビリに励む中、今年3月には痛みが生じてメニューの軽減を強いられた。コロナ禍で緊急事態宣言が発令されていた時期とも重なり、選手として一人の人間として先行きに不安が募った。

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