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日本と台湾の若者発ウェブマガジン、レア情報で交流促進

サイクリングで交流する愛媛県と台湾の大学生=平成30年年8月、しまなみ海道
サイクリングで交流する愛媛県と台湾の大学生=平成30年年8月、しまなみ海道
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 日本と台湾の交流を若者の目線で行おうという取り組みが、松山市を拠点とするNPO法人によって始まろうとしている。日台の若者の動画や生の声を掲載するウェブマガジン「MOBURU+(モブルプラス)」で、台湾国慶節(10月10日)のフルオープンを目指し、クラウドファンディングで資金集めに乗り出した。

コロナ禍でウェブ媒体に

 ウェブマガジンを運営するのは、NPO法人「MOBURU HOUSE」(黒田仁朗(きみお)代表)。3年前から年4回、主に松山市民向けのフリーペーパー「MOBURU」を発行していた。「モブル」という名称は、愛媛の方言で「まぜる」の意味の「もぶる」から取った。人と人が交じりあうイメージで名付けたという。

 今年の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、自由に誰でも手にすることのできるフリーペーパーを手に取ってくれる人は少なくなり、苦境に立った。だが、編集長を務める板垣義男さん(45)は「SNSはむしろ活発になっている。ウェブマガジンであれば、長めの動画も含め、多くの声を集める新しい媒体になれる」。若者たちのリアルな声が集まるウェブ媒体の創出を思い立った。

 ウェブマガジンは松山市の道後を起点とした西瀬戸圏が掲載エリア。愛媛県と広島県を結ぶしまなみ海道や、尾道・福山、宮島(いずれも広島県)、広島市、岩国、周防大島(いずれも山口県)などからリアルタイムの流行を発信する。

台湾の言葉で情報発信

 交流する相手方を台湾としたのは、板垣さんが2年前、愛媛大学と台湾の国立高雄科技大学の学生たちが交流したサイクリングイベントにかかわったことがあったからだ。

 黒田代表は「台湾の人たちは日本に何度も来てくれる。どこへ行こうかと考えるとき、フェイスブックを見て決めている」とウェブマガジンの可能性を指摘。「島の移住者が開いたカフェとか、路地を入ったところにあるお好み焼き店とか、そういうレアな情報を探している。台湾の留学生をはじめ若い人に実際に現地へ行ってもらい、モブルプラスで、台湾の言葉で発信してもらう」と期待を込める。

 台湾側では、高雄科技大の許宏徳教授を中心に、学生たちが同様の動きをして日本へ情報を発信する。黒田代表は「台湾でも地方創生の鍵はインバウンド(訪日外国人客)だと考えている。日本人の旅行者は圧倒的に台北へ行くが、台湾側としては台南、台東へも来てほしい。そのあたりの情報がいまひとつ日本へ届いていない部分を、モブルプラスで届けたい」と話す。

「絆を若い世代に」

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