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これを歌えば5分で浴衣姿に、自宅で夏祭り気分味わって

「浴衣の着かた歌」を実演する女性=広島市西区
「浴衣の着かた歌」を実演する女性=広島市西区
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 新型コロナウイルスの影響で花火大会や夏祭りが中止に追い込まれ、浴衣を着る機会が少なくなった中、「せめて自宅で浴衣を着てほしい」と、着物を通じて日常を楽しむことをコンセプトに活動している一般社団法人「ひろしまきもの遊び」(広島市中区)が「浴衣の着かた歌」を発表した。歌詞を口ずさみながら浴衣が着られるようにしたもので、動画共有サイト「ユーチューブ」でも配信されている。

きれいに着る所作も

 7月29日、同市西区の行者山太光寺で行われたイベント「夏の風物詩『浴衣』と、日本の伝統音色を楽しむ夏祭り」。ステージに女性モデル2人が登場し、ほのぼのとした音楽が流れた。

 「♪両手で 衿(えり)先 持ち上げて-」

 音楽に合わせて自力で浴衣の着付けに挑戦した2人。「♪左手脇から手を入れて 右の衿を持ちましょう」などの歌詞の通りに浴衣を着ていき、「♪前をトントン 後ろもトントン ととのえて ととのえて」ときれいに着る工夫も入れ、1番が終わったときには浴衣の着付けが完了した。

 続いて2番は帯の締め方だ。

 「♪上の帯を左手で握って右手で締めよう きゅっきゅっきゅっ」。歌に合わせて手を動かしていくと、文庫結びと呼ばれる帯の結び方が終了。1、2番あわせて約5分で浴衣姿の女性2人が誕生した。

夏祭り中止に危機感

 「この歌は歌詞を口ずさんでいれば、簡単に浴衣が着られます。誰でも簡単に着付けができるように、細かい手順は省略してシンプルにしました」と話すのは「着かた歌」をつくった「ひろしまきもの遊び」の代表理事、沢井律子さん。実演したモデル2人も「少しだけ練習はしましたが、慣れてきたら簡単に着ることができました」と話した。

 同団体は、毎年春と秋に同市中区の庭園「縮景園(しゅっけいえん)」(国指定名勝)で和風カフェを開催するなど、和服をテーマにした活動を展開している。

 しかし、新型コロナの影響でこうしたイベントが開催できなくなった。さらに、花火大会や夏祭りも感染防止のため次々に中止。沢井さんらは和服を着る機会がなくなることに危機感を募らせ、歌を制作することを企画し、「美和きもの教室」(同市東区)とともに歌詞や音楽を考えた。

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