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手作りコーラが話題、スパイス10種と柑橘3種をブレンド

10種類のスパイスなどが配合されたクラフトコーラ=島根県雲南市
10種類のスパイスなどが配合されたクラフトコーラ=島根県雲南市
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 世界50カ国以上を旅し、スパイスに魅了された島根県の男性が、世界中のスパイスを使ったクラフト(手作り)ドリンクの開発に取り組んでいる。「出雲SPICE LAB.」(島根県雲南市)代表の山田健太郎さん(30)。クラフトビールやクラフトコーヒーなどに続いて話題になっているクラフトコーラのほか、クラフトエナジードリンクなども企画。耕作放棄地を活用したスパイスの試験栽培も始めており、山田さんは「商品を通して多くの人たちに農業の魅力を伝えたい」と話す。

50カ国以上周遊

 大阪府豊中市出身の山田さんは、早稲田大在学時、フットサル大会で寄付を募ってカンボジアの地雷除去に役立てる団体の活動に参加。その際現地で地雷の被害者に会ったのをきっかけに世界中を旅するように。「実際に世の中を見ることで自分事として考えられるようになるのではないか」と考え、フィリピンやスペイン、モロッコなど50カ国以上を回った。この旅の中で、スパイスの魅力を知ったという。

 一方、東京の大手人材紹介会社に就職した山田さんだったが、大学在学時に東日本大震災のボランティアで知り合った雲南市の小倉健太郎さん(31)の米加工品販売会社「宮内舎(みやうちや)」に手伝いで通ううち、同市の魅力にひかれ、移住を決めた。山田さんは「農業に関わりたいという思いがあった。雲南市だったら自分のやりたいことができるのではないかと考えた」と振り返る。

唐辛子の産地

 同市は「オロチの爪」として唐辛子のブランド化を図っていて、山椒(さんしょう)やニンニクの栽培も盛んだった。山田さんは、同市の起業型地域おこし協力隊として活動する中、スパイスを使った商品の開発を思い立った。

 「ショウガやニンニクなど日本の気候で育てられるものもある。日本で育たないものは、これまでの経験を生かして海外に仕入れに行けば」

 山田さんは地域住民らと「出雲SPICE LAB.」を立ち上げ。約1年前、スパイスドリンクを独自に開発。地域のイベントで販売したが、売れなかった。

 「好奇心ある人にしか買ってもらえなかった」と山田さん。そこで、味をイメージしやすいコーラを商品にすることにした。「都会でクラフトコーラが話題になり始めている。その流れに乗って山陰のご当地コーラを作りたいと思った」と話す。

耕作放棄地でスパイス栽培

 出雲SPICE LAB.では、市内の耕作放棄地を活用してショウガやウコン、トウガラシ、コリアンダーを栽培。クラフトコーラ▽こどもコーラ▽クラフトエナジー▽ジンジャーチャイ-の4種類のシロップを販売する。それぞれ水や炭酸水、牛乳などで割って飲む。

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