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納豆嫌いトップの和歌山に変化…じわり浸透、給食に出ることも

スーパー「松源」の和歌山インター店にある納豆売り場(左側)。におい控えめの製品が人気という=和歌山市
スーパー「松源」の和歌山インター店にある納豆売り場(左側)。におい控えめの製品が人気という=和歌山市
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 和歌山県民の納豆嫌いの原因として、業界関係者が一様に指摘するのが、海に面し豊富な魚介類が取れる風土だ。県によると、周辺海域の魚は種類が多く、ムロアジ類やタチウオ、イサキなどが全国有数の漁獲量を誇っている。

 関西納豆工業協同組合理事長で、相沢食産(兵庫県福崎町)の相沢勝也社長(60)は「納豆は保存食。和歌山県は魚資源が豊富で、冬にも取れるので、保存食に頼る必要はない」と指摘する。

 ただそんな和歌山県でも納豆支出は徐々に伸びている。スーパーではどんな製品が売れているのだろうか。

 県内などでスーパーを展開する「松源(まつげん)」の和歌山インター店(和歌山市)では、さまざまな納豆が並んでいた。納豆売り場は隣接する漬物や豆腐の売り場よりは狭いが、22種類の製品を扱っているという。

 売り上げ上位3製品はいずれもにおいが控えめで、2位は県内メーカーの製品だった。街頭調査でも、においに拒否感を示す声は多く、県民の嗜好(しこう)に合致しているとみられる。

 和歌山市教委の担当者によると、「年1回あるかないか」だが、市内の小学校では納豆が給食に出されることもあるという。

 10年に生産を始めた和歌山市の納豆メーカー「豆紀(まめき)」の荒牧和弘・企画開発部長(64)は「感触としては売り上げは2倍くらいに増えている。若い世代は納豆を食べるようになっており、今後は受け入れられていくのではないか」と話している。

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