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【プロ野球通信】俊足+豪快スイング 好調ロッテの原動力は「切り込み隊長」和田

プロ初先発で3安打3盗塁の活躍。初安打の記念ボールを手に笑顔をみせるロッテの和田康士朗=ZOZOマリンスタジアム(戸加里真司撮影)
プロ初先発で3安打3盗塁の活躍。初安打の記念ボールを手に笑顔をみせるロッテの和田康士朗=ZOZOマリンスタジアム(戸加里真司撮影)
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 プロ野球、ロッテが快進撃を続けている。今月21日には、前後期制の年を除いて1970年以来、50年ぶりとなる8月単独首位に立った。好調ロッテの原動力となっているのは、6月に育成選手から支配下登録された和田康士朗外野手(21)。高校時代は陸上部に所属していた異色の経歴の持ち主で、50メートル5秒8の俊足と、持ち味のフルスイングをひっさげる「切り込み隊長」として、チームに活気を与えている。

 プロ初先発となった16日の日本ハム戦。「1番・中堅」で3安打3盗塁3得点の鮮烈な印象を残した。6月に支配下登録をされて以降、代走での起用が多かったが、1番に抜擢(ばってき)された。「(先発が書かれた)紙を見て、打ち間違いではないかと思った」。普段は、うどんとご飯とプラス一品を食べて試合に臨むが、初先発の日は緊張でのどを通らず、うどんしか食べられなかった。

 「打てなくて当たり前という感じでいった」と気持ちを整理して臨んだ一回の打席。初球を中前へはじき返し、プロ初安打を記録すると、直後に二盗に成功して好機を演出し、先制のホームを踏んだ。続く第2、3打席も安打を放って二盗を成功させ、いずれも本塁に生還。チームに勝利をもたらした。プロ初のヒーローインタビューでは「ここに立っているだけでびっくりしている」と緊張気味に語った。

 身長185センチ、77キロ。左投げ左打ち。埼玉・小川高では陸上部に所属するかたわら、野球をあきらめきれず、社会人野球チーム「都幾川倶楽部硬式野球団」でプレーした。高校卒業後は、独立リーグのルートインBCリーグ富山を経て、2018年にロッテに育成ドラフト1位で指名された。異色の経歴が注目されるが「プロの世界は経歴は関係ないと思う。実力で勝負」と力強い。

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