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プロ注目の高校球児、1日だけの甲子園で見せた実力

甲子園交流試合で11奪三振の好投を見せた中京大中京の高橋宏斗投手=8月12日、兵庫県西宮市の甲子園球場(渡辺恭晃撮影)
甲子園交流試合で11奪三振の好投を見せた中京大中京の高橋宏斗投手=8月12日、兵庫県西宮市の甲子園球場(渡辺恭晃撮影)

 中止された今春の選抜大会の代表32校が1試合ずつを戦う「2020年甲子園高校野球交流試合」が17日、6日間の日程を終えて閉幕した。今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて選抜大会に加え夏の選手権大会も開催されず、球児が甲子園球場でプレーを披露できる機会はこの交流試合だけ。プロ野球のスカウトたちも目を光らせる中、球児たちは存分に実力を発揮できたのだろうか。 (岡野祐己)

150キロを連発

 交流試合で前評判通りの活躍を見せた筆頭は、中京大中京(愛知)のエース、高橋宏斗投手だろう。

 智弁学園(奈良)を相手に延長十回までもつれた試合を1人で投げきり、奪った三振は11。球速は最速153キロをマークした。「六回ぐらいからきつかったが、投げきらないと」と球威は最後まで衰えず、延長十回、最後に投じた149球目も150キロで空振り三振を奪った。

 高橋と世代ナンバーワンを争う明石商(兵庫)の最速151キロ右腕、中森俊介投手は桐生第一(群馬)戦に完投し、5安打2失点。しかし中盤以降は右肘が下がって球がシュート回転するなど計3死球を与えた。それでもコロナ禍で約2カ月間練習できなかったことは言い訳にせず、「完封などいい投球ができればプロでできる自信になると思ったけど、まだまだ実力が足りない」と最後の甲子園を淡々と振り返った。

本塁打わずか3本

 打者では昨夏の選手権大会を制した履正社(大阪)の4番、関本勇輔捕手が星稜(石川)相手に5打数2安打1打点。捕手としても自慢の強肩で盗塁を3度阻止し、攻守に活躍した。阪神タイガースで代打の切り札として活躍した父の賢太郎さんと同じ道に進むべく、すでにプロ志望届を提出している。

 履正社で昨夏に続き3番に座った小深田大地内野手は、大阪桐蔭を9-3と圧倒した大阪府の代替大会準決勝では6打数4安打と大暴れしたが、交流試合では4打数1安打。だが「長打を打ちたいが、勝つためにはつなぐことが大事」とセンター返しを意識していたといい、その言葉通り二回に放った1打は中前への2点適時打となった。

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