PR

ニュース プレミアム

【経済#word】スーパーアプリ 生活サービス、一括で提供

フリマアプリ「PayPayフリマ」とオンラインショッピングモール「PayPayモール」のCM発表会に出席した、(左から)宮川大輔さん、ゆりやんレトリィバァさん(2019年10月28日)
フリマアプリ「PayPayフリマ」とオンラインショッピングモール「PayPayモール」のCM発表会に出席した、(左から)宮川大輔さん、ゆりやんレトリィバァさん(2019年10月28日)

 「ヤフー」を展開するZホールディングス(HD)と無料通信アプリLINE(ライン)の経営統合計画が、今月4日に公正取引委員会に承認された。来年3月をめどに誕生する国内最大のインターネット企業が、指すのは、生活に必要なあらゆるサービスをスマートフォンのアプリ1つで提供する「スーパーアプリ」だ。使い勝手の良さで利用者を囲い込むだけではなく、膨大なデータを集積・分析して新たなサービスやビジネスモデルの創出にもつなげようとしている。

 「PayPay(ペイペイ)の上に機能を追加し、裾野を広げていく」。ZHD親会社のソフトバンクの宮内謙社長は4日の決算会見で、グループ総出でペイペイのスーパーアプリ化に取り組む姿勢を示した。

 今秋以降には傘下のジャパンネット銀行を「ペイペイ銀行」、ヤフー保険を「ペイペイ保険」というように金融サービスの名称を「ペイペイ」に統一すると表明。ペイペイを中核に据えた、スーパーアプリ構想の一手でもある。

 国内ではまだなじみがないが、スーパーアプリとはどのようなものか-。通話チャットからSNS(会員制交流サイト)、インターネット通販、決済・送金、配車までさまざまな機能を持つアプリを統合し、日常生活のあらゆる場面で活用できる機能を備えた「プラットフォーム」のような役割を持つ多機能型アプリを指す。

 アプリをインストールしたのに使わず放置し「必要なときに見つからない」「ログイン情報が分からない」という経験をした人は多いのではないか。スーパーアプリは、プラットフォームとなるアプリの中に各種サービスに特化した「ミニアプリ」が用意され、アプリストアからアプリをいちいちダウンロードしなくても、必要なサービスにアクセスできる仕組みだ。

 例えば、ツイッターのようなSNSで知人の投稿を閲覧し、紹介されている映画に関心を持ったら、ウェブブラウザーを立ち上げて情報を集め、予約アプリでチケットを購入する。一連の作業はSNS、ブラウザ、予約アプリと3つのアプリを起動する。だが、スーパーアプリであれば、プラットフォームとなるアプリ上で一括して3つの作業ができる。しかも個人情報やクレジットカード情報の登録は最初の1回で済み、アプリごとに情報を登録する煩わしさから解放されるのも大きな利点になる。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ