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【World面白】米アマゾンの梱包用段ボールが猫の家に変わる

米シアトルのアマゾン本社敷地内にあるホームレス家族向けの宿泊施設で重宝されるアマゾンの通販用段ボール箱=6月16日(AP)
米シアトルのアマゾン本社敷地内にあるホームレス家族向けの宿泊施設で重宝されるアマゾンの通販用段ボール箱=6月16日(AP)

 コロナ禍のせいでネット通販で事を済ませる人が増えている昨今だが、通販の利用回数が増えるたび、たまっていくのが商品を梱包していた段ボール箱だ。商品を取り出してしまえば単なる空き箱。やたらとかさばるし、処分もめんどくさい…。

 そんな声に応え、ネット通販世界最大手の米アマゾンが、こうした通販用の段ボール箱の一部に、猫の家をはじめ、子供向けのロケットや車のおもちゃ、ロボットのコスチュームなどに転用(リサイクル)できるものを採用したと発表し、欧米で話題となっている。

 7月22日付の米紙USAトゥディ(電子版)によると、米アマゾンと同紙が協力して行う試みで、同社が進める「Less Packaging、More Smiles(包装を減らし、より笑顔に)」運動の一環で、7月20日の週からスタート。

 こうした段ボールを実際に猫の家などに転用する具体的な方法は、同社のサイト https://www.aboutamazon.com/sustainability/thisbox?ots=1 で説明しているが、こうした段ボール箱には、このサイトに直接誘導するQRコードが付いている。

 同社で顧客の商品包装に関する体験について調査する部門の責任者、キム・ホーチェンス氏は同紙で述べた声明で、同社が2008年から、環境保護のため、通販の梱包で使う段ボール箱といった包装廃棄物の削減に取り組んでいると説明。そのうえで「こうした新しいタイプの梱包材に関する発明や革新的な取り組みは、2040年までに(地球温暖化の主原因といわれる)二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにするという弊社が昨秋発表した新たな取り組みのひとつである」などと胸を張った。

 ホーチェンス氏によると、同社は過去数年間で、梱包材の重量を33%削減し、通販用の段ボール箱約15億個分に相当する88万トン以上の梱包材を削減。業界団体、米林産品製紙連合会(AF&PA)によると、米では現在、こうした段ボール箱の92%が転用(リサイクル)されているという。

 同紙では、同社の通販で商品を購入した後の空になった段ボール箱で、子供たちやペットのために作った自慢の作品の写真を電子メールでktyko@usatoday.comか、ツイッターの@USATODAYmoneyに投稿してほしいと呼びかけている。

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