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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】今こそ矢野体制を総点検すべき…選手が伸びないのはなぜか

本塁打を放った巨人・岡本を見つめる阪神・矢野監督ら。体制の検証が必要だ=東京ドーム(撮影・中井誠)
本塁打を放った巨人・岡本を見つめる阪神・矢野監督ら。体制の検証が必要だ=東京ドーム(撮影・中井誠)

 矢野燿大監督(51)体制における指導能力を総点検し、早急に結論を導かなければ何らチームの改善はありません。阪神は18~20日の巨人3連戦(東京ドーム)で同一カード3試合連続の完封負け。巨人の本拠地では1963年(昭和38年)以来、57年ぶりの屈辱です。巨人戦3試合連続完封負けも25年ぶりで、連続イニング無得点も「36」。51試合消化時点で22勝26敗3分けの借金4で5位低迷です。どうしてこれだけ打てず、守れない(失策数37はリーグワースト)のか…。中堅から若手への転換期なのに、選手の成長が見受けられないのが諸悪の根源です。ドラフトで獲った選手が悪い? 育てられない指導能力はどうですか?

思い出した「スカタン」

 巨人戦の3試合連続完封負けは25年ぶり…。データを聞いてもあまりピンと来ませんでした。25年ぶり…ということは誰が監督? どんなチーム? 私が阪神担当記者になったのは1984年(昭和59年)夏でしたから、当然ながら現場で取材していたはずなのに、なぜか完封負けのベンチ取材の記憶が全くない…!?

 25年前。つまり1995年7月18~20日の巨人戦(甲子園)のスタメンを翌日の新聞で見て、やっと記憶のない理由が分かりました。あの時の3試合連続…はチームが8連敗中の出来事でした。すでにチーム成績は最悪の状況に陥っていました。中村勝広監督は監督就任6年目の勝負の年でしたが、前年までの主砲オマリー(ヤクルトに移籍してリーグV、日本一に貢献)を自由契約にしてまで獲得したグレンとクールボーの両助っ人が見事に“不発”。借金は雪だるま式に膨れ上がり、もう3試合連続完封負けを喫した頃はわれわれの世界でいう「ストーブリーグ」に突入していたのです。

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