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【志らくに読ませたい らく兵の浮世日記】「羊たちの沈黙」を落語にしてみたら

らく兵
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 師匠の志らくが演じる落語に「シネマ落語」というのがある。洋画のストーリーを、江戸や明治が舞台の落語にして語るというものだ。

 去年、自分でもやってみた。「羊たちの沈黙」という映画を落語にした。この映画はジョディ・フォスター主演のサイコ・ホラー・サスペンス。アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士は映画ファンにも人気のキャラクターだ。

 これを江戸や明治の日本を舞台に語ってみようというのだから、むちゃな話ではある。でもそのむちゃを乗り越えて落語にすることで、いろいろ面白い発見ができた。シネマ落語を始めた師匠からして、これまで「E.T.」や「猿の惑星」などを落語にして語っている。

 まず「羊たちの沈黙」の主人公はFBI研修生だ。もちろん日本にFBIはない。FBI研修生だっているわけがない。そこで、「転宅」という古典落語を参考にしてみた。この落語は明治時代、盗みに入った泥棒が若い女に誘惑されて手玉に取られる話だ。この落語の続きとして、シネマ落語を演じてみた。この女が実は刑事の密偵で犯罪捜査をする。捜査に協力するのは牢屋につながれた狂気の医者、という話にした。リアリティーからすればバカバカしいけど、その方がなんとなく落語っぽくなるから不思議なもんだ。

 終わってから師匠にいくつかアドバイスをもらった。「また何本か作ってみれば」との言葉ももらった。

 今年は「アンタッチャブル」という映画を落語として語ってみるつもりだ。これは禁酒法時代のアメリカを描いたギャング映画だ。当時シカゴを牛耳っていたギャングの親分、アル・カポネ。彼を追い詰めていく特別捜査官、エリオット・ネスとその仲間たち。これを江戸時代の話にする。

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