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ロープは私物、「ガンバ」自粛も スポーツクライミング、コロナ禍の再開

無観客で開催されたスポーツクライミングのリードのジャパンカップ。感染予防対策のため、持参したロープで登る野口啓代=岩手県営スポーツクライミング競技場
無観客で開催されたスポーツクライミングのリードのジャパンカップ。感染予防対策のため、持参したロープで登る野口啓代=岩手県営スポーツクライミング競技場
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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期されていたスポーツクライミングのリードジャパンカップ(JC)が今月9日から3日間にわたり、盛岡市の岩手県営スポーツクライミング競技場で行われた。約半年ぶりの国内大会は無観客で開催され、私物のロープを使用するなどの感染予防対策が取られた。いつもと違った雰囲気に戸惑う選手もいたが、久しぶりの大会開催に喜びの声であふれた。

 リードJCは当初、埼玉県加須市で3月に予定されていたが、コロナ禍で延期。感染者が少ない盛岡市での開催に至った。感染防止策として、選手やスタッフらには大会2週間前からの体温測定やせき、倦怠(けんたい)感の有無など健康チェックの記録用紙の提出を義務付け、入場の際にも改めて体温測定や手指のアルコール消毒を行った。選手同士の接触を極力減らすため、大会日程は従来の2日間から3日間に延ばして実施。競技で使用するロープは本来、大会側が用意するが、口に加えることがあるため、選手が持参した。競技中はマスクを外して登り、前後は手指のアルコール消毒の徹底を求めた。

 通常の大会では、観客が「ガンバ」と選手に声援を送る。無観客で開催された今大会は、選手同士の応援も自粛され、静かな中で行われた。選手からは「会場の雰囲気がいつもと全然違って大会の感じがしない」「淡々としていた」などと戸惑う声もあったが、2月以来となる国内大会の開催を喜ぶ声も多く聞かれた。

 東京五輪代表の野口啓代は「いつもの声援がないので登っていて寂しかった」と話しながらも「コロナ禍で大変な中に開催してもらい、すごくうれしい」。藤井快も「今年は大会の実施が厳しいと思っていたのでうれしい」と喜んだ。

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