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【衝撃事件の核心】マスク品薄で素顔さらして窃盗、逮捕はやっぱり顔バレ

 府警はすぐに男の住所などを特定し、5月14日、窃盗容疑などで逮捕。平成29年9月~今年4月に発生した大阪市や兵庫県尼崎市内の飲食店を狙った窃盗事件など計24件(被害総額173万円相当)について、男の犯行と裏付けた。

「コロナが迷惑」

 新型コロナの感染拡大前、男は飲食店に侵入する際はマスクをして顔を隠していた。だが、逮捕後の調べに、「コロナの影響でマスクが品薄で手に入らなかった。防犯カメラに顔が写ったのが分かり、捕まると思っていた」と語った。

 男は緊急事態宣言が出された4月7日以降、大阪市や兵庫県尼崎市の4つの飲食店で現金約3万7千円を盗んだが、「コロナの影響なのか店内にある売上金が少なく、迷惑だった」と不満も漏らしたという。捜査関係者は「金欲しさにコロナの感染拡大後も普段通り窃盗を繰り返していたのだろう」と推測。「盗みをしておいて『コロナが迷惑』とはとんでもない発想だ」と憤った。

 もっとも、コロナは犯罪情勢に影響を与えている。警察庁によると、今年上半期(1~6月)に全国の警察が認知した刑法犯の件数は、前年同期より5万6010件少ない30万7644件(15・4%減)だった。同庁の担当者は「コロナの感染拡大による外出自粛で街頭での犯罪が減ったことが影響したとみられる」とする。

 大阪府内で同時期に認知した刑法犯の件数(暫定値)は3万3916件。前年より7374件(17・9%)減少する一方、店舗を狙った窃盗(出店荒らし)は前年より19件増加し、298件だった。

 府警捜査3課の西内良貴調査官は「防犯の観点から、閉店後や休業する場合は店内に売上金などの現金を置いたままにしないでほしい」と呼びかけている。

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