PR

ニュース プレミアム

【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈782〉インフルエンザよりはるかに弱毒性?

会見に臨む東京都の小池百合子知事=7月31日午後、東京都新宿区(萩原悠久人撮影)
会見に臨む東京都の小池百合子知事=7月31日午後、東京都新宿区(萩原悠久人撮影)

 またか、とやや食傷気味の『週刊文春』、“不倫告発砲”。

 今週(8月6日号)は「厚労副大臣橋本岳(46)と政務官自見英子(はなこ)(44)が溺れるコロナ不倫」。自ら「仰天撮」というグラビア3ページ、記事6ページの大特集だ。

 むろん、直撃された二人は〈「はぁ……いやぁ、記憶にありませんね」〉〈「私、東京にいたっけな?」〉とおトボケだが、「仰天撮」は否定できまい。

 それにしても、コロナ対策の司令塔としての自覚も自制力もないお二人にはあきれるしかない。

 そのコロナ。

 『週刊新潮』はこのところ一貫して「騒ぎ過ぎ」論を展開しているが、今週(8月6日号)は高橋泰氏(国際医療福祉大学大学院教授)の説を紹介。題して「実は3人に1人は感染済み! 『コロナ拡大』を恐れる必要がないこれだけの根拠」。

 〈「新型コロナは毒性が低いので、抗体を出すほどの外敵ではなく、自然免疫による処理で十分だ」と判断。このため獲得免疫はなかなか出ないが、その前に自然免疫の力で治ってしまうことが多い--〉

 高橋教授によると「自然免疫」は「お巡(まわ)りさん」。攻撃力は高くないが、病原体が侵入してきたら排除しようとする。一方「獲得免疫」は「軍隊」。1種類の敵にしか対応できないものの、殺傷力の高い抗体が、いわばミサイルとなって敵を撃墜する、という。

 5月10日までの日本人の「暴露(ウイルスが体内に入り込むこと)」率は〈30~45%〉、つまり国民の3人に1人がすでにコロナに感染済み。しかも、〈暴露した人の98%は無症状か風邪のような軽い症状で、自然免疫で対応しています〉

 で、結論。

 〈インフルエンザよりはるかに弱毒性で、無症状者や軽症者が多いウイルスに対し、インフルエンザと同じ対策をしていては、弊害が大きすぎます〉

 『ニューズウィーク日本版』(8・4)、石戸諭さん(ノンフィクションライター)の新宿・歌舞伎町ルポ「名指しされた人々の声を聞け」はいつもながら行き届いたリポートだ。

  (月刊『Hanada』編集長)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ