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コロナで延期の修学旅行、トレンドは関西も感染拡大に不安

 「新型コロナで夏休みが短縮され、学生は思い出づくりが難しくなった。そのため、修学旅行では学習一辺倒でない楽しさを求める学校が多い」(業界関係者)。自然体験のニーズも高まっており、阪急交通社はSDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした修学旅行の提案に注力していくという。

GoTo追い風

 関西での修学旅行の復調は、一部のバス事業者にも恩恵をもたらしつつある。東海など関西周辺地域の学校には、移動距離を抑えるよう関西に旅行先を変更する動きも出てきている。その際の移動手段に、不特定多数の接触を避けやすいとして貸し切りバスが注目されている。

 近江鉄道(滋賀県彦根市)には10月を中心に貸し切りバス予約が急増。「普段この時期は個人旅行客がほとんどだが、修学旅行が目に見えて増えてきた」(広報担当者)。1台あたりの乗車人数を制限してバスの台数を増やす学校もあり、日程によっては予約を断ることもあるという。

 修学旅行は政府の観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンの対象で、事業が追い風になっている。

 関西の自治体も後押しする。京都市は6月10日、全国186の自治体の教育委員会に、京都への修学旅行を勧める門川大作市長の依頼書を送付。奈良県は、奈良公園(奈良市)や平城宮跡(同)など開放的な空間のある観光スポットを組み合わせた「3密」回避の宿泊プランの提案を始めるなど、誘致合戦が活発化している。

一部でキャンセルも

 ただ、ここにきて水を差す事態が起きている。大阪府などでは7月下旬、1日で過去最多となる新規感染者数を更新。今後も増加傾向が続けば、修学旅行に影響しかねない。

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