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【サッカー通信】J1川崎の勢いが止まらない 大量得点6連勝 カギ握る「交代枠」と「柔軟性」

仙台戦の後半、逆転ゴールを決め喜ぶ川崎の小林(右)。負傷から復帰後3試合で4得点と好調だ=7月22日、ユアスタ
仙台戦の後半、逆転ゴールを決め喜ぶ川崎の小林(右)。負傷から復帰後3試合で4得点と好調だ=7月22日、ユアスタ
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 7月4日に再開したサッカーJ1で川崎の勢いが止まらない。7月開催の6試合で大量20得点を奪い、全勝で首位を快走する。好結果の背景にあるのは、豊富な選手層を生かす交代策、そしてセットプレーでの得点など、川崎の代名詞である「パスサッカー」だけに固執しない戦い方への進化がある。

 26日に湘南を下し、再開後6連勝と破竹の進撃が続いても鬼木監督は「本番はここから。引き締めないと」と慢心はない。それでも表情には手応えがみなぎっていた。「勝ちながら成長する」。絶えず新機軸に取り組んできた成果が指揮官には手に取るように感じ取れていた。

 昨季、川崎はJ1の3連覇を逃した。要因は引き分けの多さだ。2017年は9、18年は6だった引き分け試合数が19年は12。ワンタッチ、ツータッチのパスワークで相手を押し込みながら、相手の対策が進み、要所で得点を決めきれなかった。

 「もう1つ引き上げないといけない」(鬼木監督)。局面打開へ今季、システムを変えた。両サイドの選手を高く張り出し、攻撃的MFを増やす布陣に変更。全ては1点でも多くゴールを奪うためだ。それでも中断前の2月22日の鳥栖戦は決め手を欠きドロー。モデルチェンジに時間がかかることは明らかだった。

 コロナ禍は川崎にとって結果的にプラスに働いた。一つは選手交代だ。今季はコロナ禍による過密日程に対応するため、選手交代枠が3から5に拡大された。鬼木監督はこれを最大限に活用すべく“一つの解”を見出した。

 川崎は元日本代表のMF斎藤やFW小林ですらベンチに回るほど層は厚い。先発がスタミナ切れを気にせずに相手を追い詰め、交代で入った選手がとどめを刺す。拡大された交代枠を有効活用する戦略が、チームにうまく合致した。

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