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セルフで焼ける瓦せんべいは現地販売のみの激レアもの

道の駅「源平の里むれ」で行われた実演販売=7月23日、高松市
道の駅「源平の里むれ」で行われた実演販売=7月23日、高松市
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 名産品・土産物の定番を家庭で作ろう-。新型コロナウイルスにより「ステイホーム」が呼びかけられたりして自宅で過ごす時間が増える中、香川県の土産物としてもおなじみの「瓦せんべい」を家庭で焼いて楽しめる商品が誕生した。瓦せんべいなどの菓子を製造する高松市の「宗家くつわ堂」と同市の道の駅「源平の里むれ」が、自宅で焼いて職人気分を体験できる限定商品として企画。店頭に並ぶ瓦せんべいとは食感や風味が異なる、焼き立てならではの味を楽しめるという。

「何十年変わらぬ味」

 4連休が始まった7月23日。「源平の里むれ」には、甘く香ばしいにおいが漂った。鉄板の前に立つ、宗家くつわ堂専務の田村正太郎さん(51)が手際よく瓦せんべいをひっくり返す。

 焼き上がりまでは20分ほど。興味深そうに手元を見つめる子供の姿もあった。できたてを買い求める客に、田村さんは「熱いので真ん中を持たずに縁を持ってくださいね」と声を掛けながら、紙袋に入れた瓦せんべいを手渡した。

 土産物としてもおなじみの瓦せんべいは、明治10年創業の同社の看板商品。玉藻城(高松城)の袖瓦をかたどり、小麦粉や卵、白下糖(しろしたとう)を使った生地を焼いた堅焼きせんべいで、小さいものから大きいものまで6種類のサイズがある。

 「何十年たっても変わらない素朴な味」と話す同市の主婦(73)は知人の分も購入。単身赴任先の高松市から高知市の自宅に帰る途中という男性会社員(38)は子供と一緒に焼こうと冷凍の生地と通常の瓦せんべいを購入し、「食べ比べて味の違いを確かめたい」と笑顔を見せた。

ホットプレートで簡単に

 この実演は、瓦せんべいの冷凍の生地(10枚入り、税込み486円)の発売に併せて行われた。

 新型コロナウイルスの感染拡大により家庭で過ごす時間が増える中、新しい瓦せんべいの食べ方を提案しようと道の駅が同社に持ちかけ、実現した。冷凍した瓦せんべいの生地の販売は、同社の創業以来初めての取り組みという。「源平の里むれ」駅長の近藤達洋さんは「自分で焼く体験を通して香川の歴史ある菓子を知ってもらえたら」と企画の意図を説明する。

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