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高齢化で競技消滅の危機? ダンディーなライフル射撃会長が打開策に期待する「光線銃」

ビームピストルでの射撃を披露する松丸喜一郎会長(東京都内)
ビームピストルでの射撃を披露する松丸喜一郎会長(東京都内)
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 日本ライフル射撃協会が国内の競技者消滅に強い危機感を抱いている。競技者である協会員の平均年齢が右肩上がりで60歳を超えるのは時間の問題。「このままではライフル射撃の競技者が(日本国内に)いなくなる」。ダンディーな松丸喜一郎会長も悲痛な声を上げる中、生き残りの“切り札”が開発された。安全性の高い光線銃「ビームピストル」だ。

 7月に開催された協会のオンライン理事会後、松丸会長は報道陣を前にマイクを握り、厳しい競技環境を紹介した。2008年に3414人いた会員数は19年に2930人へ大幅に減少。43・2歳だった平均年齢も50・4歳へと押し上げられた。このまま推移すれば15年後の34年には60歳を超え、競技から引退する人が続出すれば競技存続の危機に陥る。

 国内の競技人口は他の五輪競技と雲泥の差がある。協会の資料によれば、トップの陸上が2200万人で2位の水泳が約1000万。卓球、サッカー、バドミントン、野球など上位競技は愛好者の割合が高く、日本陸連の競技登録者は約42万人で全体のわずか1・9%。一方のライフル射撃は登録者と競技人口がほぼイコールで、学生などを含めても競技人口は約7500人程度、登録率は95%に及ぶ。登録者がいなくなると、そのまま競技人口も消滅してしまう。松丸会長が「非常に強い危機感を持っている」という大きな要因だ。

 競技が敬遠される理由は明白だ。五輪種目で使用される装薬銃や空気銃は危険なイメージがあり、「非常にネガティブな印象が深く刻まれている」(松丸会長)。このため、高校生を勧誘しても、保護者の反対で断念することも少なくないという。

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