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14人のねぶた師が結集、CFで青森特別ねぶた制作 史上初の企画に協力呼び掛け

昨年の「青森ねぶた祭」の様子=令和元年8月2日、青森市(鴨川一也撮影)
昨年の「青森ねぶた祭」の様子=令和元年8月2日、青森市(鴨川一也撮影)
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 ねぶたのともしびは絶やさない-。新型コロナウイルスの感染拡大で「青森ねぶた祭」が中止になったことに伴い、制作機会を失ったねぶた師を支援しようと、青森観光コンベンション協会は、ねぶた師に合同で大型ねぶたを作ってもらうための費用をクラウドファンディング(CF)で募っている。ねぶた師が1体ずつ制作し、14体を組み合わせて1台の“特別ねぶた”に仕上げる史上初の取り組み。関係者は「前代未聞の企画の実現に支援をお願いしたい」と協力を呼び掛けている。(福田徳行)

仕事なくなり危機に

 毎年8月2~7日に青森市で開催される青森ねぶた祭。その主役である人形型の灯籠「ねぶた」(高さ5メートル・幅9メートル・奥行き7メートル)は、各運行団体がねぶた師に依頼して制作。ねぶた師は現在、30代の若手から70代の大ベテランまで14人おり、毎年、祭で披露されるねぶたの出来栄えを競い合っている。祭りが終わると同時に翌年のねぶたの構想・題材を練り、約1年かけて制作する。

 ねぶた師の多くはねぶた制作で生計を立てており、祭りが中止になったことで構想を温めていたねぶたを披露する場を失い、経済的にも大きな打撃を受けている。若手ねぶた師の一人、立田龍宝さん(35)は「本当にショックだった。今年の仕事がなくなり、いろんなことを考えた」と複雑な心境を吐露する。

 こうした中、同協会はねぶた師のねぶたに懸ける情熱に応え、収入面でも一助となるようなプロジェクトを模索。関係者と協議する中で、ねぶた師全員で特別なねぶたを作ることになった。

昨年の「青森ねぶた祭」の様子=令和元年8月2日、青森市(鴨川一也撮影)
昨年の「青森ねぶた祭」の様子=令和元年8月2日、青森市(鴨川一也撮影)
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コロナ収束の願い込め

 CFの期間は8月7日までで、第1目標の1千万円が集まれば9月から制作に入り、12月に同市のねぶたの家「ワ・ラッセ」に展示する。最終目標の2500万円に達すると来年の祭りで特別ねぶたを運行する計画だ。

 寄付額は個人が3千円~10万円、法人は10万円~50万円。返礼品は個人はオリジナルの手拭いや名前入りのちょうちん、法人向けにはCFページに広告掲載ができる。集まった支援額から諸経費を除いた額を特別ねぶたの制作費として各ねぶた師に分配する。

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