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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈781〉第2波は来るのか来ないのか

マスク姿で歩く人たち=22日午後、東京・銀座(宮崎瑞穂撮影)
マスク姿で歩く人たち=22日午後、東京・銀座(宮崎瑞穂撮影)

 第2波は来るのか来ないのか。

 各誌、専門の学者たちが、自説を展開しているが「K値」とか「陽性率」とか言われてもイマイチわからない。

 『週刊文春』(7月30日号)はどちらかといえば「来る派」。例の「8割おじさん」こと西浦博北海道大学教授は、第2波どころか、

 〈「第三波、第四波は絶対来ます。私たちは国内のデータだけを分析しているのではなく、海外の流行状況も常に見ています」〉

 「東京より危ない埼玉、大阪 データで見るコロナ」という記事では「陽性率」の上昇を問題視している。

 一方、『週刊新潮』(7月30日風待月増大号)は一貫して「過剰に恐れるな」派。今週も「五輪諦念で『小池知事』妄想の『女性宰相』」という特集記事の中で、感染の拡大と収束のスピードを測るメーター「K値」を考案した中野貴志大阪大学教授(核物理研究センター長)が、

 〈「6月22日ごろ、第3波が始まりました。“震源地”は新宿の可能性が高い」「首都圏中心だった第3波に対し、第4波は全国に散らばっている」〉

 ただし、

 〈波は必ず減衰するので、「指数関数的に増えることはない」〉

 国際医療福祉大学大学院の高橋泰教授(公衆衛生学)によると、細かい理論は記事をお読みいただくとして、

 〈「死亡者はどんなに広がっても3800人。10万人中3人です」「次の波がきたら真っ先にすべきは、PCR検査ではなくウイルスの遺伝子解析。毒性が変異によって強まる可能性もあるからで、変異していないとわかれば、98%は自然免疫で治る」〉

 『週刊現代』(7・25)は「『第2波は来ない』大論争 第2弾」16ページ。

 恐怖をやたら煽(あお)るだけの新聞とテレビに上久保靖彦京都大学大学院医学研究科特定教授、大阪大学の中野教授らが警告を発している。

 『週刊ポスト』(7・31/8・7)のトップは「コロナ大再編の激震!」。JAL、ANAの5月の旅客数、前年同月と比べ約94・7%減というから深刻だ。コンビニ、旅行業界、クルマ、建設、外食、ホテルなども再編必至だという。

(月刊『Hanada』編集長)

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