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【エンタメよもやま話】少数民族の髪でエクステ製造か、中国から米に輸出も摘発

新疆ウイグル自治区ウルムチ市内の達坂城区にある強制収容施設。表向きは「職業技能教育センター」と呼ばれているが、多くの欧米メディアは、ウイグル族といった少数民族の人々がここで強制労働に従事させられていると報じている=2018年9月4日(ロイター)
新疆ウイグル自治区ウルムチ市内の達坂城区にある強制収容施設。表向きは「職業技能教育センター」と呼ばれているが、多くの欧米メディアは、ウイグル族といった少数民族の人々がここで強制労働に従事させられていると報じている=2018年9月4日(ロイター)

 さて、今週ご紹介するエンターテインメントは、先週に引き続き、国際社会からの批判に耳を貸そうとしない、あの国に関するお話です。

 先週は、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区に暮らすウイグル族などの少数民族の人々に対する人権弾圧の数々についてご説明しましたが、その中で若干触れた、少数民族を〝再教育〟するための強制収容所。最近、ここで、さらなる筆舌に尽くしがたい人権弾圧の数々が行われていることが欧米のジャーナリストで組織する組織の調査などで明らかになったのです。今週の本コラムでは、その内容などについてご説明いたします。

    ◇   ◇

 まずは〝再教育〟のための強制収容所について。恐ろし過ぎて言葉も出ませんが、2017年以降、同自治区の少数民族の約180万人がここに送られたというのです。

 同自治区の西の果てにあるこの強制収容所がどんな所かについて、昨年11月24日付の英紙ガーディアンや米紙ニューヨーク・タイムズ(いずれも電子版)などが詳細に報じているのですが、それによると、入所者は精神的・肉体的に厳格な管理下に置かれ、24時間〝死角ゼロ〟という監視カメラで見張られる日々を強いられます。

 入所者は最低1年間はここから出られず、場合によっては無期限に拘留されることも。ここで徹底的な思想教育を受けますが、再教育のカリキュラムが終わった後でも入所者は自由になれません。彼らは収容所内の別の場所に移動し、そこでさらに3カ月から6カ月間「労働技術訓練」を強制的に受けさせられるといいます。

 外界との唯一の接触手段は、親戚などとの週1回の電話と月1回のビデオ通話ですが、罰として禁止されることがあるといいます…。

 これは、世界70カ国の計約100のメディア(記者は計約200人参加)で組織する国際的な組織「国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)」(本部・米ワシントンDC)の調査で明らかになりました。具体的には、ガーディアン紙やニューヨーク・タイムズ紙や英BBCといった世界14カ国・17メディアの記者計75人が協力し、外部の専門家や関係者の協力で調べ上げたのです。

 〝入所者を絶対に脱走させてはならない〟という当局の厳命のもと、収容所内は入所者が自由に動き回れないつくりになっているのはもちろん、強制収容所の存在も徹底的に隠され、所内に勤務する職員でさえも携帯電話の所内への持ち込みが禁じられるほどの徹底ぶりなのですが、この収容所で、さらなる信じがたい暴挙が行われていることが先ごろ、明らかになったのです。

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