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全国選手権中止の金魚すくい AIアプリで飼育指導も

 小学生がいる50世帯に「リュウキン(琉金)」の幼魚3匹と小型水槽のセットを無料配布。「郡山金魚スクール」と銘打ち、オンラインで飼育をサポートする試みだ。グループの責任者を務める豊原雅裕さん(67)は「子供たちに金魚を飼ってもらい、まずは生態を知ってほしい」と説明する。

 テクノロジーを駆使し、まちの課題解決に取り組む任意団体「CODE for YAMATOKORIYAMA」の協力を得て、人工知能(AI)を搭載した専用アプリを作製。飼育の疑問を問い合わせたり、飼育日記を記録したりできるという。

金魚が足りなくなる?

 一方で、業界内ではこんな懸念もある。「来年は金魚が足りなくなる事態に陥るかもしれない」。発言の主は、市内で養魚場を営む永井功夫さん(64)。金魚は3月から産卵を始めるが、養殖業者は新型コロナが及ぼす影響を考慮して生産量を制限。その余波を受ける可能性があるとの指摘だ。

 金魚すくいの練習ができる市内の「金魚すくい道場」も、まだまだ人出は戻っていない。主宰する下村康氏(こうじ)さん(75)は「新型コロナによる打撃も大きいが、大会の中止で練習に来る人の数が減った」と頭を悩ませる。

 全国金魚すくい選手権大会の上位入賞者は例年、道場の門下生が占める。下村さんは、11月22日に店独自の「こちくや杯金魚すくい大会」の開催を予定しているといい、「金魚すくいは日本の伝統。その文化を絶やしたくない」と語った。

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