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東日本大震災、コロナ禍…晴れ舞台に思い万感 フラダンサーのキャプテン、アウリイ晴奈さん

ハワイアンズダンシングチームのキャプテン・アウリイ晴奈さん=福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズ(芹沢伸生撮影)
ハワイアンズダンシングチームのキャプテン・アウリイ晴奈さん=福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズ(芹沢伸生撮影)
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 新型コロナウイルスの感染拡大で臨時休館が続いていた、福島県いわき市のレジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」が1日、約3カ月ぶりに営業を再開し、フラガールらのポリネシアンショーも感染症対策を施し開催された。「踊れることが当たり前じゃないのは本当だった…」。34人が在籍するハワイアンズダンシングチームのキャプテン、アウリイ晴奈さんは特別な思いでステージに立った。(芹沢伸生)

遅れた入社式

 いわき市出身のアウリイさんは、映画「フラガール」に感動し「あそこで踊ってみたい」と決意。難関を突破し平成23年4月の入社が決まった。しかし、社会人の一歩を踏み出す直前の3月11日に東日本大震災が発生、さらに1カ月後の4月11日には最大震度6弱の地震がいわき市を襲い、施設は大きく損傷した。

 入社式は4月26日に会社の関連施設のゴルフ場で行われた。「フラガールになれると思っていた矢先の大震災。でも、大変な状況の中で採用してもらえてありがたかった」と振り返る。

仮設の初舞台

 フラダンサー採用の新人は入社と同時に常磐音楽舞踊学院に入学する。クラシックバレエやフラダンスなどのほか、ハワイの言葉や文化などを2年間学ぶためだ。同学院はスパリゾートハワイアンズを経営する常磐興産が運営する各種学校。ここでプロのスキルを身に着けていく。

ハワイアンズダンシングチームのキャプテン・アウリイ晴奈さん=福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズ(芹沢伸生撮影)
ハワイアンズダンシングチームのキャプテン・アウリイ晴奈さん=福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズ(芹沢伸生撮影)
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 通常、4月に入った新人はレッスンを重ね7~8月にステージデビューとなる。が、震災直後に入社したアウリイさんたちが、舞台に立てたのは半年が過ぎた10月中旬。約3カ月遅れの初舞台は一部再開した施設の仮設ステージだった。それでも「やっとチームの一員になれた」と感動した。

「優雅」な名前

 その後は夢中で踊り続けた。フラダンスの魅力は「癒されたり元気が出たり、色々な意味合いの曲がある。それを踊りで表現することで、見る人と思いを共有できる部分」と話す。

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