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【原坂一郎の子育て相談】早期の英語教育で食い違う意見

 3歳の息子がいます。今、夫婦間で英語教育の考え方の違いでもめています。私は小学校高学年ぐらいからで十分で、それまでは国語をしっかり学ぶのが大切だと思っています。早期に英語を学ぶとむしろ混乱する気がします。妻は今は国際化の時代で、息子が将来困らず、仕事の選択肢を増やすためにも、今から学ばせたいと言います。困ったことに義理の父母も同意見です。英語に今、お金と時間をかけるのは無駄だと思うので私は反対です。この話題をすると不穏な空気が流れます。どう話し合えばいいでしょうか?

 英語は今、私たちの日常にすっかり入り込んでいます。歌や映画のタイトルの多くは英語だし、高齢者同士の会話の中でも、「コミュニティー」「コンプレックス」「シルバーカレッジ」など、英語がたくさん入っていたりします。私は50年後の日本は、ほぼ全員が英語を話すようになる気がします。奥さまもきっとそう思っているに違いありません。

 でも、私はあなたと同意見で、必ずしも早いうちから教え込む必要はないと思っています。重量挙げのチャンピオンは、幼児期から重いものを持っていたわけではないからです。

 確かに子供は、いったん興味を持つと上達が早いのですが、そこが難しいのです。幼児の英語教室の先生も、「どうすれば子供が興味を持って楽しく進められるか」が課題だと言っていました。

 そこで提案があります。頭から反対すると奥さまも納得しないでしょうから、とりあえず行かせてみるのです。ただし「通うことを泣くほど嫌がるようになればやめさせる」という条件で。もしかしたら先生が達人で、泣くどころか喜んで行くようになるかもしれません。それならば、お金も時間も決して無駄ではないですよ。仮に半年ほど行って、本当に泣いて嫌がるようなら、あなたが正解。まだ早いということです。習い事は何でもわが子に合うかどうかが大事です。そこは義理のご両親にも理解してもらいましょう。

(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

 子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。〈メール〉life@sankei.co.jp

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