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【医学部受験の現場から(19)】初の共通テスト、第2日程なら出願先の検討時間に影響 河合塾・山口和彦

最後の大学入試センター試験に臨む受験生ら。来年の大学入学共通テストでは新たな対策が必要となる=1月18日、東京大学
最後の大学入試センター試験に臨む受験生ら。来年の大学入学共通テストでは新たな対策が必要となる=1月18日、東京大学

 先ごろ、文部科学省から「令和3年度大学入学者選抜実施要項」が発表され、「大学入学共通テスト」(以下、共通テスト)実施日程の大枠が示された。

 昨年までのセンター試験と違い、今回は新型コロナによる社会的な影響を考慮し、来年1月16、17日を第1日程とするほか、現役生で学校長が「学業の遅れのため当該日程で受験することが適当」と認める場合には、1月30、31日の第2日程も選択対象となった。この2つの日程のうち、第2日程受験の可能性を持つのは現役生のみで、高卒生は第1日程のみである。

 2週間程度とはいえ、日程が後ろ倒しになる第2日程なら、第1日程より共通テスト対策ができて、「学習の遅れ」を取り戻すには良いだろう。

 しかし逆に、共通テストの後、出願した国公立大学受験までの対策日数が少なくなってしまう。医学部のような難関大の受験では、出願先大学の対策は特に重要だ。もとより難関大学に出願予定の高卒生の2次力は一般に現役生よりも高めだと言っていいはずで、現役生はこれに立ち向かう必要がある。

 また、もう1つの注意点は、出願大学選択までにどれくらい検討時間をかけられるか、という問題だ。例年通りの第1日程受験者なら、2月5日の出願締切日までに候補大学の検討時間は12日ほどある。一方、第2日程を受験すれば、自己採点後わずか2日程度で出願先大学を決定する必要があるだろう。

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